『スプラトゥーン3』マップ探訪 さんぽの暇人 第一回

スプラトゥーン3 -Switch

この項について

 ここでは、『スプラトゥーン3』のマップを文章で説明するという、見てください! とシャクティ声出せば済むことをやっていく酔狂のやつです。やや攻略の側面もありますし、攻略めいた動画もありますが、とりあえず文で書いてみたいと思います。まさるさんも言っていました。男なら、やってやれだ! です。
 さておき、それではいってみましょう。

第一回 ユノハナ大渓谷編

景色良。居住不向。

 今回はさんぽ案内所のデフォルトで据え置かれて、変えようとするとちょっとめんどいことでお馴染みのユノハナ大渓谷です。
 大渓谷、というので当然ですが渓谷にあるマップです。周りは荒涼とした岩場、というか石柱のようなものが乱立し、その荒涼とした地点の変なとこに、マップがあるのを感じさせます。周りにある足場や、マップ中にある看板、謎のオブジェからして、何かしらの店舗でもあった場所なのでしょうか。それが潰れ、オブジェと看板だけが残り、バトルの舞台に。そこに、過去を偲ぶものはいない。中々物悲しいですが、こんな場所に店作ってどうするつもりだったのか、というのは思ってしまいます。ついでに、建築途中な足場も残っており、再開発がされているのかもしれない、とも思わされます。
 さておき、自撮りしているカップルらしいクラゲを横目にマップを見るなら、大変広い、という印象がくるでしょう。周りが建築足場と石柱の居並ぶ開けた場所なのと、戦闘マップの開け具合が相乗効果で、この解放感というものが醸成されていると言えます。
 そう、戦闘マップは開けています。
 縦に覆いかぶさるものはなく、天が開けていますし、水平にも遮るものが少なく、更に塗れる地面も広い。全体的に移動にも突っかかる部分、どん詰まりが少ない。広く歩き回れるマップであると言えます。
 地面が広いので、当然塗りも堪能できるのが分かります。だから、塗りながら前に進むマップと言えます。素直に塗りに行ける、と言った所でしょうか。

バトルを苛烈にする導線

 ただ、バトルとなると中々簡単ではない。というのも、中央争奪戦が苛烈になるのです。
 その舞台は窪地にある、ど真ん中の高台と、そこに繋がる金網。これが、このマップの最大の交戦域です。
 というのも、ナワバリバトルではこの高台に繋がる金網から以外に相手陣地に侵入する術がありません。他のルートはありません。それはこの中央のくぼ地の、中央高台以外の側面は塗ることができないからです。
 つまり、この高台を取った方が、相手の陣地に攻めていける権利を得る。そういう仕組みになっています。
 しかし、この高台を維持するのは大変です。相手側にある、金属の木の様なオブジェの位置に長射程が居座ると、中央に登っているところを狙い撃ちです。盾になるものもなく、撃たれ放題。
 また、その中央高台はどの方向からでも登っていけるので、死守するのも大変。360°を監視することは生半には出来ませんから、どうしても隙は出来ます。
 ついでに、金網地帯は下から撃たれ放題。しかも狭いので移動が読まれやすく、回避が困難です。
 ということで、この中央を如何に取り、如何に攻め込むか。というのがナワバリバトルにおいては重視されるところです。バンカラマッチでは、そういう部分がオミットされて、案外出入りがしやすくなっていたりしますが、それはさておき。
 逆に言うと、攻め込めると情勢がかなり変わります。相手陣地に入れれば塗れる場所が広いのと、わりと簡単に中央に戻れるのも合わさって、出来るだけ荒らして一旦戻る、という行動が可能です。また長射程が相手側の金属のオブジェのところに陣取れると、かなり形勢が決まってきます。まず難しいですが、そこは長射程は狙いたいポジションです。
 そういう、荒々しい部分のある中央高台ですが、そこから見える景色は、全周開放感あふれるものです。ほとんど遮るものがない地点なので、広く周りを見ることができます。
 そこで見渡せば岩場にはロッククライミングしているクラゲがちらほら。一部、凄い移動をしているのもいます。あれだけ動けるならさぞ名のあるクラゲでしょう。

陣地攻めも意外と大変

 そういう視点をしつつ、地形に戻ると、相手陣地の方へと向かっていきます。ここで、先ほどの自陣と同じ形なはずなのに、思ったより威圧感を覚えるかもしれません。
 というのも、こちらから攻める場合は相手の高い位置に対してはどこも壁が塗れないようになっています。
 地面を塗るだけなら特に気にならない所ですが、相手を倒そう、と思うと途端に難しさが立ってきます。高い位置の相手を追い落とすのが大変なのです。なので、単騎で攻めた場合などはあまり深追いせず、するっと戻るくらいの動きの方がいいのかもしれません。
 そのまま奥まで行けば、相手の完全自陣。こちらとしては撃ちこむ以外は出来ない位置に到達します。結構きっちり塗れない壁&高さありなので、短射程では相手陣地を塗って牽制も難しいでしょう。というか、ここまで来る必要はほぼないのがこのマップです。

まとめ

 基本的に自陣に敵を入れないようにしつつ、相手陣地に踏み込む。そういうメリハリの利いたマップ。そういうシビアさがありつつ、塗り広げることが沢山出来る広い構成にもなっていて、天の広さと合わさって気持ちよく塗れるマップと言えます。開放感、というのが一番しっくりくるマップですね。

今回はここまで

 色々考え考えやりましたが、意外と何ともなってない気がします。要精進です。
 さておき、今回はこの辺りで。ああ、下に映像で見る感じのを載せておきます。そっち見た方が早いかも。
 とかなんとか。

さんぽ探訪:さんぽの暇人

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