まんがタイムきららチェックポイント（2022年10月号）

先に総評

　最近、きららの全力を見ていない気がします。ゲストが多い、ゲスト攻勢というか、休載が多いというかが頻出です。ちょぼらうにょぽみ先生とかが出てこなくなっているので、どうにも安定感がそがれている気がします。いや、ちょぼらうにょぽみ先生はそこまで重要視してないですが、でも誌面の彩としてあれくらいはやっぱ欲しいです。はなスキが終わった今、きららの暴を担うのは完全敗北だけなのです！
　さておき、終わる、というと荒井チェリー先生の『むすんで、つないで。』が最終回を迎えました。薗部ちゃんはすごいあつかいでその存在が遠いものになってしまったのが返す返すも悔やまれます。普通に育つとアレなのか、薗部ちゃんは。小学生なら許されるとかなのか。という感覚が得られてはかどりますね？　というか、この漫画もうちょっとずーずーで続いていくものだとばかり思っていたので、さくっと終わってしまって、あ・・・？　あ・・・？　とボンガロギース顔になってしまいました。なんで？　一応終わったなんで？
　そういう呆然と、この号のゲストの多さに対する、その上でむすつな終わらす！？　というのが混ざって、きらら無印大丈夫かしら……。となりました。『おねロリキャバクラ』とか『きもちわるいから君がすき』とか『ほぐして、癒衣さん。』とか、方向性が際物が多くなっているので、その辺のバランサーとしても高レベルだったと思うのですが……。

個別チェック三連弾

異識『あっちこっち』
- 動物の声の意味が分かるものを、真宵さんが発明！　カッキテキ！　ですが、マジ画期的性能していて、ジョークアイテムじゃないだと……！？　ってなる回でした。何気につみきさんのあにようが言葉変換可能とか謎仕様で、その声が、というのがオチ。知ってるわ！　ですが、やっぱりちゃんと提示されるとニヨニヨしてしまいますね？　いや、やっぱり凄い発明だな！？
ミナミト『ほぐして、癒衣さん。』
- 癒衣さん？　癒衣さん！？　って感じで百合のかほりをバンバン出してきますね、この漫画……。ちょっと露骨に気にしすぎじゃないですかねえ、癒衣さん！？　後、朝霞さんもここぞでいく！　というので癒衣さんは彼女の強引さを見習うべきだと思います。そして朝霞さんは結構自分が控えめのつもりだろうけどやっぱり強引ですよ。そこを踏まえて攻めろ。
ルッチーフ『奥様は新妻ちゃん』
- みゆ夜子、ありですな！　いやどっちも新妻さんですが。なんですが、旦那はいても妻はいないじゃないですか。旦那と妻がそろってこそでしょう？　と錯乱するくらいいい感じですよね、みゆ夜子。いいコンビっていやいいんですが、それだけじゃない関係もいいじゃないですか。←さっきから錯乱し続けている

今号のワンワード

福きつね『それでは、ステキなセッションを。』から

ロノは世界中のミュージシャンの演奏を記録している。

アイエッ！？　マジ！？　というか、どっかのマスコットより性能高くねえか！？
- ぶっちゃけ上位互換なのかもですが、今までではなくこれからの能力を引き出すとか、そういう理屈してきますか！？　ってなります。いや、それでも十分すんごい能力ですな。どっかのマ（略）