超ド基礎から始めるストリートファイター6 第2回

【PS5】ストリートファイター6

第一声

 気がつくと最早あと一週もない『ストリートファイター6』の発売日。今出来ることは何か、ということで『ストリートファイター6』の超ド基礎について書いていこう、という遊びです。
 ちょっと一度知識の総点検をしたくなったのもあり、初心者講座のようなものになるかもしれない話をやっていきます。誰かの役に立てたら幸いです。役に立たなくても自分が分かっているのを確認出来るので、需要は確実に満たせるのですが。ジカ&ハツデン!

第2回 『必殺技』を出そう

 『必殺技』は『ストリートファイター』、つまりスト1からある概念で、登場当時は出すのが難しいものの、飛び道具の波動拳でも絶大なダメージがあり、まさに『必殺技』でした。時代を下ると出すことは簡単になり威力は下がっていくものの、それでも通常技とは違う特別な技として常にあり続けました。スト6でも、様々な『必殺技』が登場します。これをきちんと扱えないと、格ゲー、つまりスト6は戦っていけません。
 なので、『必殺技』を覚えましょう。前回モダンのはちらっとやったのでクラシックを主にやっていきます。

『必殺技』を覚える クラシック操作の場合

 操作方法をクラシックにしている場合、『必殺技』にはコマンド操作が必要です。
 コマンドには大別して方向系、タメ系、ボタン系と3種あります。

コマンド操作 方向系

 方向系は一番オーソドックスで且つ種類があります。方向操作し、最後の方向とボタン同時押しで『必殺技』が出るタイプです。
 スト6にあるコマンドは、これを書いている現在では、<下、前斜め下、前+攻撃>と方向操作する俗に言う波動コマンド、<下、後ろ斜め下、後ろ+攻撃>の方向操作の俗に言う竜巻コマンド、<前、下、前斜め下+攻撃>という方向操作をする俗に言う昇竜コマンドの三つでほとんど出尽くしています。昇竜コマンドの逆、<後ろ、下、後ろ斜め下+攻撃>の逆昇竜、後は<前、前斜め下、下、後ろ斜め下、後ろ+攻撃>な操作の俗に言う逆ヨガコマンドと、方向操作を一回転+攻撃という操作をする俗に言うスクリューコマンドくらいでしょう。
 これらの示唆した通り、操作の最後にボタンを押すことで『必殺技』が出るようになっています。
 方向系の練習としては、最初はゆっくりとしかし澱みなく入力していくのがいいでしょう。まずコマンドの感じに慣れる必要があります。波動コマンドなら方向要素を下に入れて前斜め下を経由して前に持っていく、という感覚でやる感じ。入力が遅いとボタンを押しても出ませんが、まずはゆっくり感触を覚えて、それを高速化していく『必殺技』が出るくらいに早くなれば、ひとまず形にはなった、というところです。
 また、超必殺技といえる『スーパーアーツ』もあります。これは波動コマンド2回、つまり<下、前斜め下、前、下、前斜め下、前+攻撃>か、竜巻コマンド2回、つまり<下、後ろ斜め下、後ろ、下、後ろ斜め下、後ろ+攻撃>でおおよそがでます。これらは素早いコマンド操作を求められるので、波動コマンド及び竜巻コマンドが楽に出来るようになってから挑戦するように。いきなりは難しいですが、クラシックでやっていくなら練習して出せるようにしたいです。

コマンド操作 タメ系

 タメ系は大体2種類の動きです。<後ろタメ前+攻撃>と<下タメ上+攻撃>です。操作の仕方としては、後ろタメなら後ろ方向に操作をしばらく入れてから前へと操作するタイミングでボタンを押す、というものです。だからタメ攻撃です。このしばらく、というのがミソで、例えば前へ歩いているとタメは出来ない。下がりつつでないと出せないものなのです。
 一応、後ろ斜め下でしゃがみながら横タメも下タメも同時にすることができますから延々と下がらなくてもいい、というのは覚えておいてください。重要です。
 取り敢えず、スト6には『必殺技』のタメは上記の2つな模様。世の中には前タメなんてするゲームもありますが、スト6はそういうのはないのでご安心を。
 タメはタメ時間が必要という点はありますが、後ろに方向要素をやってから前とボタン、下に方向要素をやってから上とボタンなので、割とわかりやすいかと思います。そういう意味では楽なコマンドになります。
 ただ、『スーパーアーツ』のタメは少し難解で、<後ろタメ、前、後ろ、前+攻撃>とかになります。タメ終わった後カコカコと前後に操作しないといけません。またあるかどうか分かりませんが、<後ろ斜め下タメ、前斜め下、後ろ斜め下、前斜め下+攻撃>もあるかもしれません。これは結構難しめです。とはいえ、別に下に入っても失敗にはならないので、後ろ斜め下タメから下を経由して前斜め下、からの下を経由して後ろ斜め下、でも問題ありません。ただ、ごちゃごちゃするのは分かっていただきたいところです。

コマンド操作 ボタン系

 ボタン系コマンド操作とはなんぞや、ですが、これは攻撃ボタンを3つ同時押しや、ボタン連打するのが該当します。スト6にはボタン連打系の雄、春麗の百裂脚が連打では無くなっているっぽい*1ので、これに入るのはそう多くはないでしょう。ボタン同時押しのザンギエフのスーパーラリアットもコマンドの可能性もありますから、スト6では気にする必要がない部類かもしれません。なのでそういうのもあるのか。程度で忘れてもいいです。

『必殺技』を覚える モダンの場合

 地味に前回もやったとこですが、復習します。復習は七難隠すっていいますもんね。(しれっ)
 クラシックと違い、モダンはボタン単押し、あるいは前か後ろか、それと下とボタン入力で『必殺技』が出せます。なので、『必殺技』が4つ以上あるキャラは必然的に4つまでしか『必殺技』しかボタンでは使えない、ですがそこまで『必殺技』が多いがいるかどうか結構微妙なので、そこまで懸念する必要はないかもですが。
 一応、コマンド入力でもモダンで必殺技は出せますが、パンチ系とキック系の違いがないので、上掲のようなコマンドがかぶっている必殺技は使い分けできません。またボタンでの『必殺技』は強度、弱中強の差をつけられない。一つの強度のものしかでません。これも前回やった気がしますが、確認です。(しれっと言うな)
 なので、必殺技は簡単に出せますが、細かい使用の差があります。その点は注意が必要です。

『必殺技』の基礎知識

 『必殺技』は『通常技』とは違うところが色々あります。大体二つほどの重要なところがあります。
 一つが通常技からキャンセルで出せること。
 前回もちらっとありましたが、『キャンセル』について今回きっちり書いておきましょう。
 キャンセルというのは『通常技』(あるいは『必殺技』も)の動きに『必殺技』(あるいは『スーパーアーツ』)で割り込む、という感じの行動です。これにより、連続攻撃である『コンボ』*2や相手に選択を迫る『連携』、あるいは隙を減らすことなどに『必殺技』を使っていくことになります。この辺はキャラによるとこなので、キャラが総ざらいになったらまとめるか、あるいはその辺の攻略やっているとこに行ったらいいと思います。(個人ゆえの投げやり)
 さておき。
 もう一つは『必殺技』は『ガード』しても体力が少し削れます。前回『ガード』について書いたとこでも少し触れましたが、『必殺技』はガードされても削れて、更にそれで体力が0になれば倒せます。これはスト6では結構意味が強く、相手がドライブゲージ、次回やります、を枯渇させたところで小技>隙の少ない『必殺技』>小技、と隙少なく続けていくと、ゴリゴリに削れるのです。ドライブゲージの枯渇はスト6特有且つ結構きついので、そういう削り『連携』覚えてゴリゴリ削っていくことになるかと思います。削りも侮れないのがスト6、と言えましょうか。

まとめ

 『必殺技』は重要。愛の次くらいに。使用キャラの『必殺技』の出し方を、クラシックでもモダンでもきっちり覚えておくのです。
 まとめとして適切かはさておき、書くことは大体書いたので、今回はこの辺りでしまいです。
 ということで、したらな!

*1:E・本田の百裂張り手もコマンドです。

*2:リュウの中足波動とかが代表でしょう。