この項について
久しぶりに頭から日和が読みたい! となって古本屋巡ってカカッと買い集めていますが、だいぶ収集できました。残りも手に入る算段はあるので、ほぼ問題なし。イヤーッ!(唐突に枕にカラテチョップ)
で、せっかく再読するなら、感想をカカッと書いちゃいなよ! となったので、一日一話ペースでやっていこうとやっています。無印最後まででも一年近くかかるので、長い旅です。気楽にやっていこう。
ついでにページ数とコマ数も確認します。意味は特にない。やりたいだけ! だから正確でもない! 微妙な間違いがあったらすまん!
さておき、それではいってみましょう。
第4幕 聖徳太子と小野妹子〈後編〉
感想
前編でほぼ遣隋使壊滅みたいな流れなので、ほぼ徒手空拳で隋に向かうロードムービーになっています。しかしながら、隙間に刺さる太子、ラリアット、伸びる頭のやつなどの珍妙なネタが折々に忍ばさ……、いや結構目立ってたか。
この辺でギアが一段上がった、というくらいには、本当に珍妙なネタが増えてきているのは、勝手に示唆的だと思っています。前編でも太子の頭がリアル凹むとか変なネタはありましたが、後編だと細かいネタがつるべ打ちです。
やることが馬借りたい、くらいなのでネタ挟まないとタヒんじゃう病気なの? みたいなボケを連打してくる。ここまでしてくると単なるファンサービスかと勘繰りたくなりますが、まだ連載始まったばかりなので読者層が未明なのにファンに、は流石に勝手な考えすぎますね。
とはいえ、こういうよく分からないネタをガンガンし始めたのが割と初期から、というのは忘れないようにしたいです。
好きなとこは爺さんラリアット。やはり肉体労働者は馬力が違うし、太子はヒョロいからそりゃ負けるよな。という納得が大きいとこでした。なんでヒョロいのに勝てると踏んだんだ、太子。
史実ネタ
聖徳太子
小野妹子
隋
史実上の人物や国ではあるものの、ほぼ勝手にネタにしたせいで聖徳太子が隋に、という亜空の展開になっており、史実ネタと言っていいのか非常に微妙。馬借りるのに一悶着、というのも完全に創作だし、やはり史実ネタと言っていいのか非常に微妙。
ページ数及びコマ数
- ページ数:21ページ
- 総コマ数:123コマ
- 平均は6コマ程度。最少コマ数は6ページ目の4コマ。最多は7コマで結構ある。でも5コマもそこそこあるので成程平均になる。
- 太子、92コマに登場。妹子が91コマなので、おおよそこの二人がコマに写っている、と言って差し支えない。この回の序盤は二人しかいないので、理の当然。
- それ以外だと爺さん44コマで、娘さん33コマ。中盤からの登場ながらコマ数は結構ある。この回の変化要素なので、数出ている、と言った感じでしょうか。