『増田こうすけ劇場 ギャグマンガ日和』一話一話の個別感想 第16幕

増田こうすけ劇場 ギャグマンガ日和 2 (ジャンプコミックスDIGITAL)

この項について

 増田こうすけって知ってるかい? ギャグ漫画界を粋に暴れ回ってたっていうぜ。今はギャグ漫画界荒れ放題。油断してたら後ろからバッサリだ。どっちもどっちも。どっちもどっちも!(タラララタラララタラッターン)
 ということで、一日一話の感想を上げる項としてここはあります。バクシンガーのナレーションは特に意味はないんだ。すまない……。(スト4のアベル顔で)
 ページ数とコマ数も確認しています。何か見えるものがあるかもしれないし、ないならないで別にいい。やりたいだけなのだ!
 さておき、それではいってみましょう。

第16幕 がんばれライト兄弟

大体の内容

 飛行機作りに奔走するライト兄弟のウィルバーとオービル。ある日、ウィルバーが蛇に噛まれてアホになる事件が発生する。それでもオービルはアホになったウィルバーと一緒に飛行機を完成させ、試験飛行にはいるのだが……。

感想

 アホになる系、と一括りにしたいですが、意外と類例は多くないタイプの話。大体最初から誰かアホな人がいるので、アホになる、というのはギャグマンガ日和でもレアなケースといえるでしょう。
 そんな中でも飛行機を完成させれたのは奇跡的です。オービルが頑張ったんだろう。最初に重要なプロペラの話してたけど、そういう結構重要な部分はウィルバー頼みのとこみたいだし、それがアホになったから、マジ頑張ったんだろう。
 しかしアホになる、の表現で脇にネギを挟む、と考えついたの天才か!? まであります。単純なことだけど、でも脇にネギを挟む、というだけで醸し出されるアホアトモスフィア。こいつは尋常じゃない、というのが一目で分かる。ネギ挟んでるだけなのに!
 その後もネジが外れたムーブでアホ感出してくるし、それらもきっちりアホですが、ネギを脇に挟むのシンプルインパクトはデカい! となるところです。あそこまで的確にアホになったも示すやり方、他に知らんで。
 そして、オチでダブルアホが生まれたのは笑いました。こいつも脇に挟んでやがる! アホになると何か脇に挟みたく血筋なのか、ライト家は。とはいえそのダブルアホでも謎ウェイト乗せてるせいで飛べてないけど、なければ飛べそうな飛行機作ってるんで、飛行機関係はダブルアホになる前に大体できてたんだろう、と。不幸中の幸いやな! って勝手に安堵したりしました。マジでオービル頑張ったんやなあ。

史実ネタ

 ライト兄弟
 ライト兄弟の兄弟構成ややったことを出す、というのである意味ではちゃんと史実ネタとして使っている感じがあります。まあ、アホになるという話の方がへんてこになっていってしまいますが……。

ページ数及びコマ数

    • ページ数:15ページ
    • 少なめが多かったところに長めの回。15ページで長いって思うのも印象操作感はありますが、これくらいが長い方、という指針がそろそろ経てられそうです。
  • 総コマ数:92コマ
    • 最少3コマで1ページ目。7コマが最多ですが、6コマのページが多い。でも、平均は6と少し。やはり6に近似していくなあ。今回は6コマ多かったし、やはり6コマには何かあるのか?
    • ウィルバー56コマでオービル57コマ。登場人物が3人なので、自動的にメイン2人は多く出る。でも意外と同時に出ていること少ないのよね。
    • もう1人のキャサリンは46コマ。キャサリン登場から、ウィルバーとオービルが同時にいないこと多くなるのは、なんか示唆的です。何を示唆してるかは不明ですが。

過去ログ

まとめ置き場