ランク上がるのは、遅くてもいい

【PS4】ストリートファイター6

早さは気にするな

 皆さん、まだ『ストリートファイター6』は堅調に推移していますか?
 筆者は最近はコマンド入力精度の向上を目指して日々修行しています。お陰様でコンボトライアルでなんとかなれーっ! となってたとこが比較的狙ってクリアできるようになりました。テクの向上を実感しています。
 さておき、皆さんはスト6のランクマでランクを上げていますか? そこで中々上がらず、なんか自分より短い期間でマスターにいってる人を見て、俺、遅い……ってなっていませんか?
 ALAS! そんなことでモチベーションを下げちゃいけません!
 ということで、今回はランクが上がらない、早さが足りないのを気にしなくていいのだ、という話を捏造していきます。
 それではいってみましょう。

人は誰でもランクマ回す格ゲーマーのようなもの

 ランクが中々上がらない、というのは言ってしまうとよくある話ではあります。中級者くらいなら大体通る道です。なので、早く上がりたい、そう考えてしまうのもよくあることです。
 ここをどう乗り越えるかというのは人それぞれの課題があるので千差万別。どう克服するかも。だから各々がやっていくしかありません。
 ただ、そこで問題は自分の遅さに引け目を感じる場合。つまり他人が爆速で上がったのを見て落ち込むのはよくねーです。
 先述のように、課題も克服の仕方も千差万別なので、人によっては時間がかかる場合もある。そもそもランクマに取り組める時間に差がある場合もある。
 スト6のランクマは、上げるためには結構時間がかかります。勝率が極めて高いままいけるなら少ない時間でいけるでしょうが、大体の人がそこまでではありません。
 そりゃあ、早く上がる人はいます。そういうのが上手い人ってのはいるものです。
 ですが、その人はその人です。それはそれ、これはこれ! なのです。
 その人と違う能力、違う環境、更には違う人が自分なのですから、同じようにいく訳がないのです。

自分は何故遅いんだというナイーブな考えは捨てろ

 他人が早くランクが上がっているのを見ると、なんて自分は遅いんだ、となりがちです。しかし、そんなナイーブな考えは捨てるべきです。
 早いのが早いなりに理由があるように、遅いには遅いなりに理由があります。
 例えば先述の通りランクマできる時間が挙げられます。これは人によって全然違う。時間がかけられれば、その分ランクは上げやすい。その時間を工面できるか、というのはどうしても人によるところがあります。
 腕前の差も出てきます。要領よくやれる人というのはどこにもいて、ぱっと見するするとランクを上げる人も当然います。
 いい師事が得られるという環境とかも、人によってはあります。上達にはいいメンターがいるといないとではやはり差が出ます。
 そういうのがないない尽くしの人もいるし、恵まれている人もいる。
 ですが、それは所詮他人事です。自分とは何の関係もない。参考になるかもですが、結局は自分の早さ以上のものは出しようがない。
 自分の出せる早さで、勝負するしかないのです。他人がいくら早かろうが、全く別軸の話。そういうのと比べるナイーブな考えは、繰り返しですが、捨てるべきなのです。

あくまで自分軸で

 大体、他人の早さを気にし出したら最終的にそれで飯食ってるプロの早さと対比して、となってしまいます。他人軸は結局先鋭化してしまいかねません。それはあまりに不毛です。
 なので、まず自分の早さというのを受け入れるべきです。他人がいかに早かろうが、それとこれとは話が別。どうあがいても自分の早さ以上のものはお出しできない。自分軸とはそれを受け入れることです。
 他人と比較してこれ取り入れればもっと早さ上げれそうだな、とかならいいのです。あくまで参考にして、自分の早さに影響させるのはいい。
 しかし、それを見て引け目を感じるというのはよくない。そう感じる必要すら無いまで言えます。他人には他人の、自分には自分の早さがあるのだ、と泰然自若とするべきなのです。
 繰り返しますが、こういうのはどうやっても自分の早さしか出せないのです。なら、それを受け入れてゲームにあたるのが最適解。
 だから、他人が早いことをもって自分が劣っていると思わないでほしい。それとこれ、他人と自分とでは話が別なのですから。

そもそもランクは上がるもの

 ランクに関してはもう一つ。
 ランクは上がるものであって上げるものではない、というのがあります。
 上がると上げるは言葉としては似通っていますが、ことランクマ関係になると差が歴然とあります。
 どう違うか、というと自然と上に行くのが上がるであり、強引に上を目指すのが上げるである、と言えましょう。ここには純然たる差がある。
 自分の力を試して、までは同じでも、試している内に上に行くのが上がるで、上に行こうと足掻いているのが上げる、とも言えます。
 これは詰まるところ、ランクマですべきは上がる方で、上げる方ではない。ということです。他に色々してから腕前を試して上がるのが自然で、ただランクマに固執して上げようとするのは無理しているとも言えます。
 ランクを気にするとランクマに固執しがちですが、もうちょい広範をみて自分の腕前を上げてからランクマにいく方が、結局ランクも上がるということもあります。
 これは単純にランクを気にし過ぎるな、早く上げようとするな、ってことでもあります。
 上がる時にくれば、結局自然と上がるものなんですよ。それまで、じっくり構えましょう。

この話はここでおしまいなんだ

 結局、こういうのは自分の早さ、ペースでやるしかない。それが遅いなら受け入れるべし。
 そういう話でした。
 この辺は詰まるところ、何の目的で格ゲーやってるのか、という話も関係してきます。
 単純に格ゲーがしたいから、というならやはり自分の早さと向き合ってじっくりやるのが一番。これから長く格ゲーするなら、通過儀礼とすらいえることなので、脇目も振らずに自分の早さで邁進していただきたい。
 本音を言えば、そういう人が増えると格ゲーの層が厚くなるイコール格ゲーで対戦できる相手が増えるので、遅さで悩んで辞める人は減らしたい。だからこういう文を書いた次第です。まあ、自分も上がるのが遅い類なので、半ば己に対して書いてるのですけれども。
 ということで、ランク上がるのが遅いのは気にするな。
 そういう話でした。