この項について
初手弱み握りは冷徹すぎるんよ。
さておき、ここでは増田こうすけ『増田こうすけ劇場 ギャグマンガ日和』の感想を一話一話書いていくものです。どこまでも日和が好きなので、出来うる限りのことがしたい、ということで一日一話感想をやっているのです。他に方法が思いつかなかったのです。
思いつかないので、ページ数とコマ数も調べています。今は魔法の数値6の秘密に迫っている最中ですが、これに意味があるのかは、その他一切のことは分かりません!
さておき、それではいってみましょう。
第27幕 内田内夫物語
大体の内容
内田内夫の自伝漫画を作る。ということでロボット研究所から派遣されたロボ、マン郎君は漫画化にあたって内田に様々な案を提案していくのだが……。
感想
とにかくマン郎君が無茶苦茶なネタをゴリ押ししてくる、というのが主題の回。いくらなんでもそれは無理やろ! というのを、しかし編集が止めない。
何かあるのか、となってメールでなんかあるならサインをだして! と送ったらサインが返ってくるというので色んな意味でマン郎君何しでかしてるんだよ! というお話でした。
そもそもマン郎君のセンスで出されるアイデアが全部イカれてて、ロボのセンス怖いな! ってなります。
内田として出てきたキャラが、顔と尻と足だけの小野妹子、所謂ケツ妹子の原型みたいなので、ゆるキャラとも微妙に言えない絶妙なイカれデザインで感服。確かにこれはない。ニエット! という絶妙なラインを読者と共有できるよう作られてて、しかもそれが成功しているので、この辺の見切りは流石の増田こうすけ先生です。
で、オチとしてちゃんとしてない漫画だった時のが面白かったで締められるんですが、たぶんにあの変な感じに当てられてただけだし、アレが載ってたら大変なことになってたろうから、落ち着け内田! ってなりました。伝説にはなるけど残していい伝説か?
史実ネタ
なし
誰かの伝記漫画、という意味ではある種史実にはなるが、この場合は架空人物なのでその話じゃない。
ページ数とコマ数
- ページ数:9ページ
- 少し少ないページ数だが、上手く話を転がしてて飽きのこない9ページになっている。増田こうすけ先生の漫画、10ページ以下の方が面白いのでは? まである。
- 総コマ数:62コマ
- 最少コマ数は1と2ページ目の5コマ。最多は8コマで複数あり。それゆえか平均は7近く。コマの多い回だったと言えます。
- 登場コマ数は内田内夫36コマ。マン郎君41コマ。伊藤編集21コマ。マン郎君の漫画のも入れると、内田内夫44コマとなるが、一緒にしていいものなのか? とはなる。3人の権力関係がコマ数にリンクしている感じといえる気がする。言い過ぎかもだけど。