この項について
桃太郎要素ないだろ!
と、開幕から叫びたくなりましたが、それはさておき今回も『増田こうすけ劇場 ギャグマンガ日和』の感想を一話ずつ毎日やるのをやります。好きなのだ、日和が。それを証しとして残したいのだ。わりと謎テンションです。
ページ数とコマ数も確認して残したいのだ。何かの暗示かもしれないし。
さておき、それではいってみましょう。
第28幕 眼帯 ー真桃太郎ー
大体の内容
婆さんが川に洗濯に行くと、眼帯がどんぶらこと。その眼帯を持ち帰って遊ぶ婆さんと爺さんの元に、それの持ち主である伊達政宗が訪れるのだが……。
感想
とにかく爺さんと婆さんが小学生みたいなテンションで眼帯を使って遊ぶ件と、伊達政宗が来て眼帯知らん? からの知らんが? の件を繰り返すタイプの回。
爺さんと婆さんのはしゃぎぶりは本当に年甲斐もなくの領域で、童心に戻るにしても戻りすぎやろ! といいたくなるくらい大はしゃぎ。自分がこの人達の年齢になってここまではしゃげるかな……。となってしまうレベルではしゃいでいました。
その合間を埋める、眼帯持ってないよ、の所謂天丼ですが、これも爺さんがしてた! からの次は婆さんがしていて気づかない、とか微妙にあるあるというか、注視するとこが違ったから気づかないあるよね、ってなるので上手い。最後のだけは気づけ! ではありますが、あれはあれで眼帯と認識できなかったから、と言われると納得できるのでずるい。
そういうはしゃぎと知らんが? のテンションの差で風邪ひいてしまいそうな回でした。
史実ネタ
伊達政宗
眼帯していたであろう史実上の日本人というと伊達政宗か柳生十兵衛くらいなので、眼帯ネタの為に駆り出された感がありますし、実際に感もくそもなくそれの為以外ない辺りに不憫さすら感じます。変に歴史に名と特徴を残すとこうなるんだなあ。
ページ数とコマ
- ページ数:6ページ
- ネタはわかりやすい天丼なので、このページ数できっちりできていたと思います。5ページもいけそうだけど、そうするとタイトすぎるかもなのでギリギリなとこです。勝手な判断ですが。
- 総コマ数:42コマ
- 最少が6コマで1ページ目。最多は8コマ。平均で7コマなので、コマ数多めの回だったと言える。確かに読んでてコマ割り細かいな、とはなるレベル。
- 登場コマ数は爺さん24コマ、婆さん23コマ、伊達政宗21コマ。出るパートが互い違いだったからこんな感じになったのでしょう。成程。