『増田こうすけ劇場 ギャグマンガ日和』一話一話の個別感想 第35幕

増田こうすけ劇場 ギャグマンガ日和 3 (ジャンプコミックスDIGITAL)

この項について

 私、日和が大変好きなので、一話一話を毎日感想書く、という謎の遊びに目覚めてやっていく項です。これが殊の外面白い。日和に耽溺している感が強くて、やっと一端の日和ファンになれたと思っています。連載開始から程度のチャパチャパ浅瀬勢ですので、本当にやっとこです。
 感想書くついでにページ数とコマ数も確認しています。無駄なカウントですが、趣味なのでとにかくよし! の精神です。
 さておき、それではいってみましょう。

第35幕 奥の細道 エピソードⅠ

大体の内容

 奥の細道の旅をすることについて曽良に説明する為に彼を招いた松尾芭蕉だったのだが……。

感想

 今までの旅の前段階という話ですが、この段階で既に曽良さんが芭蕉さんを虐げているのにどうしても笑ってしまいます。というか、師匠の家にそもそも遅刻していくし異臭がするとか言うしすぐ帰ろうとするしなんとか滞在させたら超くつろいでいるし最終的に旅に同行するけど芭蕉さんが酷い目に遭うのが見たいからだし、と弟子が師匠にするムーブではまったくないのを連打してきます。
 ここまで来るとなんで曽良さんは芭蕉さんの弟子になったんだろう? というのが気になりますが、この漫画なのでそこに対する回答は持ち合わせていない可能性が高すぎますし、むしろ全然そういうの聞かなくていいと読者も思っているので、なんか芭蕉さんが曽良さんに虐げられている、という絵面を大事にしてほしいと思いました。
 それにしても、あのヘソの緒の箱投げはどういう理屈で芭蕉さんの顔に直撃したのだろうか……。どう考えても芭蕉さんの後ろに行っている形に見えるのだが……。そこもこの漫画では気にしても仕方ないことではあるし、初見ではそういう軌道を!? ってなったので不問としたいと思います。

史実ネタ

 松尾芭蕉
 曽良
 旅の前の話なので史実なのかというと……。いやこの漫画で史実なのかもってそもそも史実にねえから、この展開!
 後、へその緒ってこの時代から残しておくものだったのだろうか。調べたら楽しそうですが、かなりの無駄知識でもあるので調べることはさし控えたいと思います。

ページ数とコマ数

  • ページ数:6ページ
    • 短いページ数が決まるといい、というのはギャグマンガ日和にあるジンクスですが、今回はあまり決まってない、んだけど嫌いにはなれない。もうギャグマンガ日和が好き過ぎるんで、ちょっとやそっと、あるいは超問題でも受け入れる素地が自分にあるのです。だてに20年以上読んでるニュービーじゃねえぜ!

 ……なんの話でしたっけ?

  • 総コマ数:37コマ
    • 最少が5コマで1ページ目。最多が7コマで3、4、5ページ目。平均は6ちょいといったところ。6コマに近づいていく謎の力はやはりあるのか?
    • 松尾芭蕉登場コマ数31コマ。曽良登場コマ数26コマ。なんのかんの芭蕉さんが沢山出ていた回となっています。確かに芭蕉さんの顔芸をひたすら見ていたので、それも理の当然。へその緒の箱を食らった顔がとかいいよね……。

過去ログ

まとめ置き場