『増田こうすけ劇場 ギャグマンガ日和』一話一話の個別感想 第43幕

増田こうすけ劇場 ギャグマンガ日和 3 (ジャンプコミックスDIGITAL)

この項について

 忠臣蔵はバリエーションがあるから、こういうのがあってもいいんだ。
 さておき、今回も始まりましたギャグマンガ日和感想一日一話。そろそろ3巻が終わる頃になってまいりました。15巻で終わりだから、後12冊! やってこ!
 さておき、ページ数とコマ数も確認しています。確認作業ってのはなんか楽しいんですよ。ちまちまコマ数数える時の癒される感じは嫌いじゃないわ!
 さておき、それではいってみましょう。

第43幕 忠臣蔵 ーねむい大石内蔵助

大体の内容

 吉良邸にかちこみをかける大石内蔵助堀部安兵衛。ちょくちょく家に帰って風呂に入る内蔵助を呆れつつ待つ安兵衛が、ある重大な事実に気づくのだが……。

感想

 味方来ねえな、と待っていたら実は吉良邸ではないところで待っていた、というわりと絶望な展開の回。その上で内蔵助が頻繁に風呂に帰るというネタをしつつ、吉良邸に討ち入った味方が現れてもうどうしようもなくなって凄いプレイに出る、というので、全体におけるなんだったんだ感はすさまじいものがありました。
 というか、内蔵助が凄い恰好だったから気づいてなかった、というにしても完全に注意が内蔵助に行き過ぎだろ安兵衛案件です。誰もいない時点で間違いに気付くべきなのに、二回も内蔵助が風呂に帰るのを待っていても気づかなかった、ってどんだけ不注意なんだ。
 というか、これ終わった後いい夢を見ました。で済んでるけど、実際夢から覚めたら味方に激詰めされるのが目に見えているので、せめて夢の中で……。ってなってしまいました。
 しかし、討ち入りの日なのに二度も風呂に帰る内蔵助の肝が太すぎます。この回のボケだからという部分はあるにしても、普通風呂に入ってたら討ち入り終わっている可能性とかあるだろうに。実際終わってたけど。いやマジ意味がわからないんだよな、あの行動。ギャグ漫画のキャラの行動を理解しろ、って無茶ではあるんだけど、あれはマジでナンデ!? なんよ。

何ネタ?

 忠臣蔵ネタ。忠臣蔵ネタをここで消費したので、以後できなくなってますが、また新しい忠臣蔵ネタを思いついたら軽々にやってほしいところです。われわれの想像の斜め上を常に滑空している増田こうすけ先生なら、やったネタをまたネタ思いついたからって、やれるさ! しれっと! むしろやってくれい!

ページ数とコマ数

  • ページ数:15ページ
    • 衣装替えしつつボケていく大石内蔵助の為、場面転換が頻繁にはいりページ数を稼いだ感じです。何回風呂入るんだ内蔵助。殿都の回想も要らん要素過ぎるし、露骨な尺稼ぎ感はあります。過去回想は要るんだけど、要らないんだよなあ。
  • 総コマ数:86コマ
    • 最少コマ数は4コマで1ページ目と2ページ目。最多は8コマ。平均は5.7ちょい。4コマが二回あるので下がった計算ですが、6コマ7コマもそれなりにありました。少なめになるのも当然でしょう。
    • 大石内蔵助58コマで堀部安兵衛63コマ。意外と安兵衛の方が出ているという意味不明。内蔵助単体の場面多かったのに、安兵衛のが回数多いんだよなあ。
    • ちなみに浅野内匠頭は11コマで、吉良上野介は1コマ。忠臣蔵吉良上野介が一瞬しか出ないって斬新。ある意味画期的だった? 首だけもカウントするか迷いましたが、首は首でしかないからね。

過去ログ

まとめ置き場