『増田こうすけ劇場 ギャグマンガ日和』一話一話の個別感想 第44幕

増田こうすけ劇場 ギャグマンガ日和 3 (ジャンプコミックスDIGITAL)

この項について

 ネタ切れしないのマジで凄いんだよなあ……。
 と、ギャグマンガ日和のネタが尽きないことへの感嘆から始まりました、一日一話日和感想。怒涛の2巻も今回で最後。次回から3巻です。あと12冊! やっていくしかあるまい!
 あと、ページ数とコマ数も確認していますわよ。これに意味はないんだけど、ない、だからこそ。何か意義が出ればよし。なくても楽しければよし!
 それではいってみましょう。

第44幕 名探偵っスか! うさみちゃん

大体の内容

 うさみちょんがゴツい瞳をしながら推理するのだが……。

感想

 以後も折に触れて出てくるうさみちゃん&クマ吉君シリーズ第一弾。この段階で話の形は完成しているし、なんならクマ吉君がこの回だけで3度警察のお世話になってるのが凄い。やってることはあれなものの、年齢とかあるからわりとすぐに釈放されてるといえそうですが、このままだとガチの性犯罪者なので、ちゃんと更生プログラムとかが必要な気がします。以後も大体クマ吉君が犯人だし、その辺きちんとしないと、彼の将来が危ぶまれます。
 え? ギャグ漫画で持ち出す視点じゃないって? そうかもしれない。クマ吉君が事件起こさないと話進まないですしね……。何があってもクマ吉君に事件が収斂するのがうさみちゃんシリーズの妙味ではあるし、あれがあるからクマ吉君みたいなことはダメだよ? ってちゃんとしているとも言えますし……。でも、あの勢いでやっちゃう子はちゃんと大人が更生を促すべきだとも思うんですよ!(HOTになっちまった)

何ネタ?

 うさみちゃんネタです。すでに完成しており、後々のうさみちゃん回はここの焼き直しとすらいえます。このレベルを一発で完成させるのは異次元の腕前です。たぶん7次元くらいの。

ページ数とコマ数

  • ページ数:6ページ
    • 6ページですが犯人逮捕が3回あるので、非常に犯人のムーブがスピーディです。ハヤイすぎるまである。ほとんど出ているだけでオチているという無茶苦茶なテンポ。だけど気持ちいい。初期ゆえの印象の強さが、この少ないページで出ています。少ないからいいまであります。
  • 総コマ数:21コマ
    • 最少は1ページ目で1コマ。最多は7コマで2ページ目に。そもそもコマ数の少なさで緩急をつけているので、少ないページも相まって速度感が凄いです。
    • うさみちゃん18コマ登場。9割近く出ていて、流石の主役。クマ吉君15コマ。7割近く出ていて、流石の犯人役。

過去ログ

まとめ置き場