『増田こうすけ劇場 ギャグマンガ日和』一話一話の個別感想 第53幕後編

増田こうすけ劇場 ギャグマンガ日和 4 (ジャンプコミックスDIGITAL)

この項について

 この頃は前後編結構あるのね。
 ということで今日もギャグマンガ日和感想を書いていきます。毎日毎日僕らは日和の感想をしたためて気持ちよくなっちゃうよ。だから僕は楽しくやっております。
 ページ数とコマ数も確認しています、、やや惰性なのでテコ入れしないといかんかも。楽しくやりたいですし。
 さておき、それではいってみましょう。

第53幕後編 盆踊れ! ワンダフル魁(後編)

大体の内容

 とうとう夏祭りの盆踊り大会が始まるのだが……。

感想

 感想もなにも、ワンダフル魁流盆踊りが酷いとしかいえないということに尽きます。そもそも盆踊りマスターのはずがそういうのではない、とか言い出すのでこいつなんなん? でしたが、本当に何か良く分らない存在、怪人物です。
 そして行われる盆踊りという名の奇祭。奇祭というより何かの宗教だった! レベルの何が行われているのかは分からないがとりあえずやばいことだけは分かる、というのを2コマで演出しきる手管は流石すぎます。メカヤグラとワンダフル魁音頭が絡まることで生み出される異様なアトモスフィア。これだけで今回は価値があると言えます。
 そして、オチ。ほとんど出オチだったワンダフル魁の、更なる出オチ感! もう出ただけでオチになるのは強いですね……。
 ということで、ワンダフル魁の存在だけでなった回でしたが、やはり後編が蛇足というか、ないと終わらないんだけど、終わらなくても特に問題なかったのでは? という感じを後編には受けました。それくらいには蛇足感だったのです。
 とはいえ、最終的に前編で積みあがったワンダフル魁のアレさが最終的に収斂していく様は綺麗というかイカれているのでこの漫画がギャグマンガ日和なのを再認識させられます。こういうイカれがないとギャグマンガ日和じゃない! まで言えます。言い過ぎです。

何ネタ?

 単発キャラクターもの、と言えます。そう言うしかない。
 キャラクターとしての完成度は前編で出来上がっているので後編は応用というかオチというか。
 蛇足ではあるけど、いい感じの足という形です。
 そもそも足を描くな、はありますけどね!

ページ数とコマ数

  • ページ数:4ページ
    • 後編なのでページ数が少ないのですが、ほとんど予想できる予想外の完成度のワンダフル魁音頭でオチる為、と考えると納得できますが、アウトロが長めなので変な余韻もあり、少ないページ数
  • 総コマ数:26コマ
    • 最少は5コマで最多が8コマ。平均が6ちょい。やはり6に収れんするが、今回はページ数少ないのでノーカンともいえる。
    • 米原12コマ登場で望月17コマ登場。あんまりどちらも出ているコマ少なめなので、分け合った感じ。ワンダフル魁11コマ登場。意外と出てないですね。存在の印象が強いからもっといた気がしたのに半分出てない。

過去ログ

まとめ置き場