『増田こうすけ劇場 ギャグマンガ日和』一話一話の個別感想 第54幕

増田こうすけ劇場 ギャグマンガ日和 4 (ジャンプコミックスDIGITAL)

この項について

 書き溜めが作れない!
 ちょい涼しくなってきました。仕事の時は暑いので常に涼しくなれー。となりますが。その暑さでだいぶまいってたのか、休日はグースカ寝てしまいます。
 近況はさておき、今回もギャグマンガ日和の感想をしたためてまいります。回数としてはそろそろ2ヶ月分に相当するとこまで。4巻もそろそろ中盤を超えます。特記したい回も増えてくるでしょう。楽しみです。
 ページ数とコマ数も確認怠りなく。コマ数が合ってるか微妙な時もありますが、僕は元気です。
 さておき、それではいってみましょう。

第54幕 1553川中島の戦い

大体の内容

 ひたすら罵倒して殴り合う武田信玄上杉謙信なのだが……。

感想

 ひたすら変な罵倒と共に殴り合うだけ、という内容に、何を見ればいいのか。そこが問題だ。
 そういう訳で埋め草の趣が強い回です。ノルマページが残ったので、という感じが否めない。
 とはいえ、武田上杉両人の罵倒のセンスは異次元。やもすれば罵倒? という疑問も出るギリギリラインを攻めた内容、もっと言えば意味不明寸前ですが、それでも罵倒する意志は感じられる謎の仕上がりとなっています。やたら体に何か起きる系の罵倒というか悪口というか願望というかが繰り返されて、そういう意味では台詞内容はグロいのも特徴です。そうはならんやろな内容なので願望に近いのですが。
 そういう罵倒の中で、「杉の上の方かよアホゥーーー!」の罵倒にギリなってない気がしなくもない可能性の欠片がある風味なのが個人的に好きです。罵倒として成り立っていない節を感じることも辞さないくらいのレベルを感じさせるような気がする辺りがよいですね。
 最終的にまあそういうオチよね、みたいな着地なのは予想でき過ぎて逆に不意をつかれた形でした。終わり方として実際安牌だけどまさか安牌使ってくるとは、みたいな衝撃でした。偶にベタでくるよね、ギャグマンガ日和

何ネタ?

 史実ネタ。ライバルとされている武田信玄上杉謙信の闘いを、こういう処理をしてけつかるとは。
 題の年から最初の川中島の戦いであるのですが、最初からこれだったら以後どうなるんだよ!  と言いたくなる変な闘いの回だったといえましょう。

ページ数とコマ数

  • ページ数:2ページ
    • 全体的に埋め草のアトモスフィアが強い回ですが、2ページだから余計にそう感じます。ノルマのページが余ったのかしら? まで邪推するレベルです。2ページだから、できんだろお! な内容とあわせて埋め草だった回と勝手に断じてみましょう。
  • 総コマ数:13コマ
    • 最少が6コマで最多が7コマ。平均が6.5コマですが、かなりの勢いでだからどうした! 感があります。でも、一応ね。
    • 武田信玄上杉謙信、共に11コマ登場。互いに殴ってますからね。当然同着ですわ。この話なら全コマ登場いけるかも、と思いましたがそうはならず。やはり、全コマ登場のハードルは高いか。

過去ログ

まとめ置き場