『増田こうすけ劇場 ギャグマンガ日和』一話一話の個別感想 第60幕

増田こうすけ劇場 ギャグマンガ日和 4 (ジャンプコミックスDIGITAL)

この項について

 それとはすなわち。
 ここは増田こうすけ先生のライフワーク、ギャグマンガ日和の感想を一日一話のペースでやっていくところです。書き溜めが溜まらないので、毎度ギリギリでお送りいたしています。これはこれで焦るので楽しいですが、書き溜めはやっぱり心の平穏には必要ですな……。追いかけられる感じが堪らない勢ではないので……。
 さておき、ページ数とコマ数も確認します。今回は少ないページだったので楽でしたが、短い時は短い時で別に子のシークエンスいらなくね? ってなるのでマジ困るところです。いるの!
 と、正気に戻りかつつ、それではいってみましょう。

第60幕 ポジティブアイドル

大体の内容

 アイドル、牛山サキのある日常の話なのだが……。

感想

 前に出た売れないアイドル牛山サキの話。全体的にポジティブにいこう、ポジティブに! というのを借金の取り立てをかますことでえらい空虚じゃありゃせんか。とするある意味でポジティブという概念を殴る回となっています。増田こうすけ先生にどこまでその意図があったかは分かりませんが、ポジティブというにはその生活は限度があるよ! と読者が牛山サキを気の毒に思ってしまうのです。なのでギャグになりきってないというか、ギャグの体裁だけど結構心にくるので、やめろ増田こうすけ先生。そのネタは俺に効く。やめてくれ。と、うちはマダラ状態です。
 今現在ではそういう生臭いネタを上手く処理する手管に長けている増田こうすけ先生ですが、この頃は意外とダイレクトに混ぜてくるのでその辺の辛みが強い。阿部さんネタ最初のやつも最初に変な風刺みたいなものもありましたが、今回はそれより更に生臭く、辛みが強い。やめろー! そんなのデュエルじゃない!
 とはいえ、今後も牛山サキネタは偶にあるので、こういう状況を何とかしたのか、と思うことで溜飲を下げるしかありません。まあ、そのネタの方も辛みが強く且ついかれてたので、そういう星の元に生まれたアイドルなんだよ、牛山サキは。ということにしてオチとする。それで満足するしか、ないじゃないか……。

何ネタ?

 レアネタ牛山サキネタ。確か4つくらいしかエピソードがないので、遊戯王のちょっとしか対応カードがなかったテーマみたいな、そのネタやるんだ……。ってなってしまいます。本当にだが俺はレアだぜ? ってふざけた言葉を出してきてもそうだね。って肯定したいくらいにはレアなので、内容と合わせてなんというネタを見せてくれるんや増田はんは……。って京極さん顔なります。マジこのネタの頃の心は大丈夫だったんだろか。

ページ数とコマ数

  • ページ数:3ページ
    • 低ページの方がギャグマンガ日和は締まる派の私ですので、この回の締まり具合はベリーキュートです。話が某ウシジマ君めいていますが、まさかウシジマと牛山で繋がりが……?(ない)
  • 総コマ数:20コマ
    • 最少6コマで最多は8コマ。でも今回はページ数が少ないので平均は7近くになるのだ! 情報量が少ないとどうしても数値がピーキーになってしまいます。これは低ページネタの弱点ですね。(弱点?)
    • 牛山サキ登場コマ17コマ。ほぼ牛山サキオンステージだったので、当然ですね? むしろマネージャーが1コマいるのが驚きであったり。ころころとかされてないんだ……。されてもたぶん誰も文句言わんだろに……。

過去ログ

まとめ置き場