大体の内容「アメリアさん、過労死ラインにいません?」。4巻でのエナ嬢がご落胤とされる人物と接触。淡い恋が始まりますが、ドラゴンフライ諜報部はハラルドのハニートラップでは!? と色めき立ち、そんなことは全くなかったのでハラルドご立腹の中、話が5巻へ突入します。
淡い恋の方は進展している模様ですが、その為にアメリアさんは上手く二人が恋仲になるように諜報部と連携を密にしてくれ、とハラルドに言われます。でもそのハラルドは、諜報部はハニトラ勘違い一件で菓子折り一つやろ(婉曲表現)、とご立腹。その為、諜報部のミスに対する抗議の方もしなくてはならなくなり、つまり諜報部と親しくしながら諜報部に文句を言う、という完全にコンクリフトした状態にアメリアさんは陥ってしまいます。一応、諜報部とその合間ギリギリどっちも為していけそうな可能性はありますが、そんな薄氷を軽々に踏ませるな、と言いたくなるところです。
さておき。
今回の見所は、ハラルドの平和主義者発言と、ハラルドの手管のレベルの高さです。
平和主義者、と発するのを聞いてアメリアさんみたいに辞書をもってきて調べたい欲求に駆られましたが、一応ハラルドは平和主義者ではあるのでは? という地点にすぐ到達しました。特に本人としては波風とか立てたいわけではなく、できることをちゃんとしたらちゃんとするだろ、みたいな感覚があるだけなのです。そこでちゃんとしてないからちゃんとしてないなりにちゃんとして返しているのが、今までの行動ともとれます。
とはいえ、ハラルド本人が着水した時点で波風が立つタイプの存在なのを分かってないから、その時の波風のせいで平和主義者として見られないのでは? こういう見方もややハラルドびいきという感じではあるかもしれません。でも、ハラルドは今まで何かを害したいというタイプの行動には出ていない。今回やる薬品密貿易も同盟協商、どちらかに影響を与えたいのではなくどちらも立って更にドラゴンフライも儲かるからWin-Win-Winの関係です。それにそもそも治療薬とかの売り買いなので平和の為と言えばその通りでもあります。
だから、ハラルドが平和主義者、というのはある意味間違ってない。正しい自認とすら言えるものです。ハラルド自体が出るだけで、ハニトラの件みたいに波風を立てまくる存在なのがそもそもの問題なんですけれども。波乱体質なんよ。
さておき。
ハラルドの手管。ハラルドの手管の凄さは今までもありましたが、今回の望遠レンズ、特に銃に着けるやつの密貿易は密貿易になってないのに密貿易になる、という亜空の手管でした。
相手が望遠レンズの密貿易を咎める為に部品単位まで調べたけ、その証拠はなく、でも分解したのを戻すのはもう無理、というのでスクラップだからもらってもよいね? となる流れでマジでハラルドこえー、ってなりました。欲しいものを、相手に密貿易とは違うと認定させた上で密貿易する、という剛腕。
その窓口の人と最初に話してたのはこの流れの後のことやったんな、となってまた。最初読んだ時は今密貿易がされている、と思ったら、実はそうではなくしかし密貿易が密貿易でなくなり、で、会話がその調べた後について話だったのか! ってなりました。テクい。
さておき。
密貿易も終え、遺体を乗せてきたカンカキーともお別れか、と思った矢先、そのカンカキーが爆発! 攻撃!? テロ!? とにかく緊迫だ! となって6巻へと向かいます。今までわりと穏当というか、目前で血は流れない展開が多かったこの漫画ですが、いきなりそんなのぶっこんで大丈夫なのか。というか急場のハラルドはたぶんとんでもない動きするぞ……。とこの漫画を読んできた私は既に戦々恐々です。武勲はあげないだろうけど、なんか親戚に超デカい恩売りそう。一体どういうパフォーマンスを見せるのやら。
ということで6巻期待待機しつつ、今回はここまで。
