『増田こうすけ劇場 ギャグマンガ日和』一話一話の個別感想 第70幕

増田こうすけ劇場 ギャグマンガ日和 5 (ジャンプコミックスDIGITAL)

この項について

 ギャグにしてヘイトをすかす! これですよ。
 ということで、今日もギャグマンガ日和感想を書いていきます。書き溜めに成功しているので、上手く毎日投稿できていますね。そのストックを使い切る前に更に書かないといけないので、大変っちゃ大変ですが。そもそもGB含め500回あるのを全部やろうってんだから、そりゃ大変ですよ。でも日和を再確認しながら読むのは楽しいので、できる限り続けていきたいところです。
 今回もページ数とコマ数の確認は怠っていません。これも地道に続けると何かいいことあるかもしれないのです。ない可能性の我極大ですが!
 さておき、それではいってみましょう。

第70幕 不良中学生鬼沢と3年6組

大体の内容

 入院した鬼沢にクラスの励ましが届くのだが……。

感想

 不良学生鬼沢に対するクラスの励ましが、それはむしろしない方がいいまでないか? というレベルな件について。千羽鶴は流石に無理ではあったろうといはいえ、他のお見舞い品が一々鬼沢の心を折にいっているのはなんでなんだぜ!? という代物。フルーツをジャムで代用するな、からのパンがあるにしてもジャムパン! で不覚にも爆笑しました。なんでジャムで被るんだよ。
 それらお見舞いになってないお見舞いをお見舞いされる鬼沢のショック顔もまたいいんだ。どっかの刑事さんの、「くぅ~、いい表情に加工されてんなあ」ってなってしまうのです。素晴らしい……! これ以上の芸術品は存在しえないでしょう。のレベルの顔でした。
 そのまま鬼沢の心がべきべきされたままオチへ向かうのもいい。ある意味では鬼沢がそこまで悪く思われてないんだけど、重要視もされてないというので、酷い話なんですが笑ってしまいます。あまりにそうなる!? な展開しか続かないのが、面白いと思わせるところでしょう。プリン一つでクラス皆の鼻をへし折った、というあれな鬼沢がされることなのだけど、それがゆえに一歩間違うと不快になるところをネタとして昇華している。やはり増田こうすけ先生は傑物……。
 さておき、名前はないですが鬼沢の幼馴染の方についても触れます。というか、あまりに相手の心を考えないお見舞い品の数々なせいで、サイコパスでは? という疑いが生まれたのです。ジャムを持っていくのは1000歩譲っていいとしても、ジャムパンを更に持っていくのは無茶苦茶過ぎねえな? 人の心はないんか?
 だから非常にヤバイ奴だったのでは? と思っている訳です。オチでの言動も酷いですし。というか、増田こうすけ漫画のキャラはサイコパスというかなんか頭のねじがおかしいやつが多いけど、中でも特段にやばい奴感がありました。ある意味ではホラーまである。

何ネタ?

 お見舞いネタ。あんまり類がないので今回くらいしかないネタと言えますが。意外と少ないですよね、お見舞いネタ。今回でその集大成というか、日和でできるネタとしては完成しているから他にできない、という部分はあるんでしょうけど。

ページ数とコマ数

  • ページ数:5ページ
    • 少ページ回ですね。今回も5ページできっちり締まっているので、やはりこのくらいのページ数の方が増田こうすけ先生の味わいというのは深く出るな、と感じます。長いと小ネタ他に用意しないといけないし、ワンネタならこういう短いページがやはりいい。
  • 総コマ数:34コマ
    • 最少6コマで後は7コマ。6から7コマはやはり増田こうすけ先生のテリトリー……。平均は6.8。少ページなのですぐぶれますが、参考値として。
    • 鬼沢25コマ登場。いい表情のとこもあるので、そりゃあ沢山出てるよ。鬼沢の幼馴染は21コマ登場。特に悪いことをしている訳でもないのになんか邪悪さを感じる。サイコパスみというのがある。

過去ログ

まとめ置き場