『増田こうすけ劇場 ギャグマンガ日和』一話一話の個別感想 第71幕

増田こうすけ劇場 ギャグマンガ日和 5 (ジャンプコミックスDIGITAL)

この項について

 兄弟子、お久しゅう! ということでちょっと日が空いたギャグマンガ日和感想です。今日の内に書き溜めておきたいところですが、上手くできる気がしないので、早めに寝ます。疲れているのでしょう。
 さておき、今回もギャグマンガ日和感想です。今回は昔話系。当然無茶なネタになりますが、しかしこうなるとは。というオチでなんかやられた感じです。
 今回もページ数とコマ数の確認もやっています。久しぶりに長めなので、コマ数確認が大変でした。ページ数……、長いのよ奴は……。
 さておき、それではいってみましょう。

第71幕 がんばれ浦島太郎

大体の内容

 昔々浦島が、助けた亀に連れられて、竜宮城へ行ってみるのだが……。

感想

 浦島さんが日和ナイズドされた竜宮城に行ったら驚いた。という話。驚いたのが乙姫がしぶちん過ぎた、というのがこの漫画らしいというか。とはいえ、乙姫としても亀を助けたくらいでこいつに歓待するのはな? というのは分からんでもないというか、そもそも亀別に助けてくれなくても良かった感すらにじませていました。最後放逐するし。
 その亀、中盤に出てこないんですが、それでも序盤と終盤で一気にこのキャラ嫌やな……。というのを超光速、タキオンの速度で積み上げるので、最後のオチの展開もむべなるかな、となってしまいました。というか浦島さんが助けた時もこんなことからだったのかしら? とまで考えてしまいたくなります。となると、乙姫が塩対応だったのは……。
 さておき、この回の面白さというのは乙姫の塩対応もですけれど一番安いダンサーの人の凶悪な圧も記憶に残ります。最安値のダンサーだけはあり、なんだこの輩!? という態度でひたすら酷く、且つダンスもひえ~~!! だった上に最後は番町皿屋敷。何なのこの人!? というのを積み上げてしかしすっと去っていくので、本当に嵐の後の静けさを感じました。あまりにインパクトが強すぎる。増田こうすけ漫画の名物キャラとは違う、単発だからこその凄まじいインパクトキャラでした。この人だけで短編作れそうなインパクトだったので、それを単発ネタとして処理できる増田こうすけ先生は偉大過ぎる。イカレ過ぎるとも言えます。そのすごさが常軌を逸している! 流石です!

何ネタ?

 昔話ネタ。この巻では他にも昔話ネタがあって、なんかそういう機運だったのかしら? というのが出てきます。内容は増田こうすけ漫画としては増田ナイズドがきっちり効いていて、大変良いものでした。大体無茶苦茶なオチにもっていくやり方は、まさかそういうオチ!? というので非常に楽しかったです。浦島さんって言ってたからそう思うやん?

ページ数とコマ数

  • ページ数:15ページ
    • ページ数は久しぶりに15ページあります。長すぎるとダレると思ったのですが、中盤での乙姫の活躍、及び最安値のダンサーのインパクトでごり押しされた感じです。竜宮城を出るとことかは流石に長すぎたんだ……。ってはなりましたが、ダンサーの存在がこのページ数をなんとか楽しめるものにしていたと思います。
  • 総コマ数:111コマ
    • 最少コマ数は5コマで1ページ目。最多は8コマで3ページある。平均は7.4。コマ多めの回だったので妥当な話です。7コマも結構あったのです。
    • 浦島孝一81コマ登場。最初浦島太郎だと思った人物が、というオチでしたがでも一応浦島さんで出番も多かった。亀33コマ登場。前の方と後ろの方だけなのにこいつの印象が超強い。アクが強すぎる! 乙姫47コマ登場。中盤は乙姫のターン! というくらいこちらも嫌な印象がクソタレ残る。けちんぼ過ぎるんよ。一番安い踊り子17コマ登場。この回は記憶に残るキャラが多すぎる。17コマでこのインパクト! フグ子22コマ登場。地味に出てますね、この人。浦島太郎3コマ登場。結局キャラが沢山出る回だったけど、最後に出てきたこの人はとりあえず感でオチの為の要員でしたね……。

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