『増田こうすけ劇場 ギャグマンガ日和』一話一話の個別感想 第77幕

増田こうすけ劇場 ギャグマンガ日和 5 (ジャンプコミックスDIGITAL)

この項について

 なんとか今日もできたな! ということでギャグマンガ日和一日一話感想です。なんとか速攻で仕上げてみました。昨日は予め用意しておれば、とか書いておきながら即興で書いているのでマジで過去を振り返らないぜ! という意識が強すぎます。予め用意をしろ。そうすれば焦る必要はない。
 今回もページ数とコマ数を確認しています。長めの回なのでコマ数カウントが大変でした。正確かどうかは分からん。多分あってる。
 さておき、それではいってみましょう。

第77幕 バンパイアパワー

大体の内容

 バンパイアは血に飢えて、しかし力を失いつつありまともに女性の血が吸えていなかった。
 そんな時に、近くにバンパイアの気配を感じ、その正体を見つけるのだが……。

感想

 バンパイアが血が吸えないのに活き活きしているのは何故だと思う? 萌えてんだよ! という話。小松というオタバンパイアによって、バンパイアは萌えても生きていけると知るという話ですが、バンパイアってそういう話だっけ? ってなります。
 要は活力を他の者から摂取する、というのを萌えで摂取する形に変えたという感じかもしれませんが、ますますバンパイアってそういう話だっけ? ってなります。
 そもそも女性の血を吸わないと力がでないのにその力がなくなったら女性に一蹴されるので吸えない、というのは完全にバグなんですが、そのバグに対して更なるバグを当てている感じという味わいです。それでやっていけるのだから萌えとは恐ろしい。小松が恐ろしいというべきなのかもですが。
 しかし、小松の二次元じゃないという台詞は大変含蓄があります。私(略)です。
 個人的には小松が萌え系処分しろよ、って言われて当然の様に処分してなかったり、バンパイアが帰ったらちゃんと中指オッ立ててたりと、大変ガチでどうかしているけどそういうタイプいるよね、という存在感があって大変宜しいと思いました。色々変な奴だけどバンパイアに力がないと知っても特に態度を変化させずに萌えがいいよ、ってやる辺りは基本いいやつなんだな。とはなるところでした。萌えに傾倒させたがり過ぎという説もあります。
 あと、単行本おまけの埋め草はこいつバンパイアになったのなんか中二拗らせたからか? みたいなとこがあってそれも良かったです。オタ特有の中二病期というやつかもしれませんが。

何ネタ?

ページ数とコマ数

  • ページ:15ページ
    • 結構長めの回でしたが、ネタのフックを大漁に用意することで終始面白いペースで話が進んだ感じでした。女性にぼこられまくるバンパイアのとことか、そこまで繰り返さんでも、という感じでやっているのが逆にもうこいつマジで弱いんだな、というのを実感させるものがありました。執拗というか。そういうページの使い方、コマの使い方が今回は際立っていたと思います。
  • 総コマ数:103コマ
    • 最少5コマ。1ページ目。最多は8コマで後半に集結。平均は6.8から6.9の間くらい。
    • バンパイア北島81コマ登場。流石にこの話のメインなので数は出ているのだ! 地味に苗字が家の表札で分かるというテクい感じ。小松57コマ登場。インパクトのわりには半分程度しか出ていない。印象って不思議!

過去ログ

まとめ置き場