まんがタイムきららチェックポイント（2024年10月号）

先に総評

「今月の終盤は『キミはあくまでも。』とゲスト陣に任せる」
「そ、そんなあ……」

　という感じで、終盤はゲスト陣が多かったものの、新連載もありーの連載もふえーので意外とゲスト攻勢が目立たなかった形になっています。いつもこの調子ならいいんだけども。
　さておき、連載陣は今回わりと堅調でしたが、きもきみが無かったのが大変悲しかったです。きもきみが読めるのが、きららの存在価値だからね。（素手で受けると、骨が砕けるからねの調子で）
　ゲスト陣はもうちょっと足りない感がありますが、この辺がもうちょっとゲストから越えられると、きららも安定するんだけどなあ、というので超がんばってほしいという上から目線を出しつつ、今回の総評とさせていただきます。

個別チェック三連弾

篤見唯子『スロウスタート』
- 相変わらず榎並先生には超弱いえーこさん。マフラーを自作と明かさず市販のものとするも、それ超よかったからどこで手に入れたん？　されて褒められー！？　てなって混乱してたとこが素晴らしく良かったです。好きな人に褒められるって最高のソリューションですからね！　でも、えーこさんは冠さんと榎並先生、どっちを取るんだろう。そういうとこで明確にカップリングをがちがちにしているようでしていない、融通無碍なカップリングがこの漫画の良さなので、明確な答えがないままむしろ進んでいただきたい！（モズクズ様顔で）
さのださだ『ばくちぬぎ！』
- ほくろビンゴ！　そういうのもあるのか。そして奇跡くんが出会う、存在感が薄い子黒屋さん。以前に雀荘であった子ですが、この子と一緒にいると存在感が消えるというミラクル、これでほくろビンゴを成立させていく、はずだったという話でした。どういう話だよ！！　からの、黒屋さんの不幸巻き込み体質と、奇跡くんの超幸運体質がお互い相殺して、というので成程、黒屋さんは奇跡くんの嫁。そしてまあ当然だよねという賭博部廃部の危機！　まあ当然だよね。
ルッチーフ『ほうかごバスケット』
- 今回はドリブルの話。この漫画マジでガチのバスケット知識を叩き込んでくるので、そういうのをやらないにしてもどこを見ればテクいと分かるのか、という知見を与えてくれて大変ありがたいです。そういう知識はなんぼあってもいいですからね。そして生徒会長が大変良いキャラしすぎなので今後も定期的に摂取したいところです。名前ないまま進んでもいいんだけど、名前も欲しいですね。生徒会長キャラは沢山いるから、生徒会長とだけすると、誰？　になるからね。

今号のワンワード

ミナミト『ほぐして、癒衣さん。』から

ミスがあれば言ってね～

言われてもすぐそれを起こすと言えないよね～。分かる～。駄目人間だから良く分る～。
- とはいえちゃんと謝ったら許してもらえた話で良かったです。この漫画の会社、ブラック企業っぺれえからその辺ヤバイのかと思ってたよ。パワハラモラハラどんとこいかと思ってた。（勝手に思うな）