その手、もうやってくるのか!
はやい! きた! まさかの球種きた! チェンジアップきた! これで勝つる!
と大歓迎状態だったのが『サンキューピッチ』17話です。
前回で桐山の弱点がバレた!? と読者には明らかにされますが、それを桐山達の方には知られないように轟に回すぞ! と真澄がいかれ始めます。前回の段階でだいぶイカレてたなと思ってましたが、ガチで轟を輝かす為になんでもする勢になってしまいました。どこに行くんだ真澄。
さておき、一方の桐山達サイドも桐山の成長の為に満塁にする計が行われていて、でもそこを三馬にバレないように、としていたので細かくルールを使った三馬に落ち度のない出塁をさせてました。まさかの同調がそこにあって、それで轟の打順まで轟が桐山を攻略する手を考えていると気づかなかったのも仕方ないところです。
そして、轟サイドも桐山が肘を痛めている、というのは分かりつつも、まさか一日三球しか全力で投げれないとは思っていないので、一応データというか確証の為に色々します。わざと走って送球させたりとか。この辺のお互いが情報の差異を持っている、というのをちゃんとやって、それが最終的に轟との対決である程度の一致を見る、という流れ。大変よい。
ここで轟が桐山攻略の手を持っている、完全ではないけど桐山の弱点が分かられている、というので一球目から手を出さない、となったところで決まるのが、いつか来るとは思っていたあのヒョロヒョロ球。それをチェンジアップとして昇華して、1ストライクを取るという展開となります。
ぶっちゃけクソタレ熱いですよ。いつか役に立つかと思っていたヒョロヒョロ球が、ここで! 一応コントロール自体は全然よいというのは三馬とのストラックアウトで示されていましたが、それを球種としてきっちり仕上げて、というのもよいですし、体の出来上がっていない少年時代にまずストレート以外で覚えることになるのがチェンジアップだ、というので最初に覚えた球種がここで活きるのか、と桐山が感慨深くなってたのも素晴らしい。自身の打ち込んだものが活きてくる、というのはなんぼあっても困りませんからね。
ということで、残り二球で轟を三振に仕留められるのか。というので二球しかないのにどうする!? だったのが二球でどうなる!? に転換して燃えポイントとして立ち上がってまいりました。ここに至るまでも轟の仮説とか真澄のモンスター化とか広瀬のほんとやるの? とかのアップダウンがありましたが、最後にカカッと盛り上がる形に。でも、なんかすげえ!
とかなんとか。