この項について
あの時、どうしていればよかったのか、というのを思うことがあります。とはいえ、覆水盆に返らず。時は戻りません。それはそれとして、受け入れていくしかないものではありますが、牛山サキはあの時もっと上手く言えていれば、と思ってしまうものです。
ということで、ギャグマンガ日和感想であります。10巻に突入して、この漫画の真髄が徐々に顕わになってまいりました。偶に変なだけの回もあるけど、また偶に鋭利な刺し応えがある回もある。その玉石混交というか、どういう石だよというか、とにかくイカレが漫画にようこそ。それがギャグマンガ日和です。
訳の分からないことはさておき、今回もページ数とコマ数の確認もしています。ページ数少ないとノイズになってしまう感がありますが、それらも積み重ねていけばまた何かあるのです。たぶん。
さておき、それではいってみましょう。
第176幕 牛山グルメリポート
大体の内容
あの牛山サキがグルメリポートすることになるのだが……。
感想
グルメリポートって大変なんだな、となる回。つい本当のことを漏らしてしまうと、グルメリポートは無理なんやな、となりますが、シェフが打たれ弱いのとその子供が無茶なフリップ出してくるのとで、だいぶ混沌とした方向に。シェフは落ち込むのはいいけど卑屈になりすぎるだし、子供たちは髪もおいしかったっていえ! は無茶すぎるし、この家族……。となってしまいます。
このカオスな状況、どう決着するか、と思ったらごり押しで終わるという亜空の展開。絶対にあとでクレームが連打されるくらい放送事故の仕事でした。ますます牛山サキの将来が心配です。家に帰って肉屋をやれ。
それはそれとして、実家が肉屋なのが今回ちゃんと効いてきていたのは笑いました。誰も覚えてないような牛山サキというキャラクターの背後関係は誰も覚えてないのよ。わしはギリ覚えてたというか、最初から再読しているからピンときたけど、そこまで通して読む人がいるとは思えんので、そこをちゃんと拾ってきたのは結構驚きでした。ちゃんとその人の背景を覚えていたのね、増田こうすけ先生。
それにしても、牛山サキがどうしてグルメリポートなんて、と思ったら似たような名前のグルメリポーターがいて、というのを初手一コマで説明してくる剛腕ですよ。そこで引きを作らないし、それは実際どうでもいいけど説明はしておかないとな。という割り切りの産物ですが、それでもカカッと説明しつつネタに昇華している辺りが流石です。どう考えても牛山だけで勘違いしたんだろうなあ、と思ったら名前も近似だったり、食いながらしゃべるタイプだったりとネタ加減もしっかりあるのがすご。ちょっとしたボケをどこにでも入れ込むサービス精神!
何ネタ?
ど久しぶりの牛山サキネタ。レアキャラですが、単発キャラではなく出番がときおりあるだけで優遇といえます。優遇というにはさせられてること酷いけど。というか、これで食っていけているのか牛山サキ。それより早く実家に帰って肉屋をやれ。その方がいい。
