『シャドウバースワールズビヨンド』雑カード語り　その36

この項について

　そろそろあれですね。カード改訂の頃合いです。まだ2週間ほどある？　まあいいじゃん。そろそろだし、もうじゃないし。大丈夫、大丈夫。
　とはいえ、カードの改訂がどのような体裁になるかはまだ不透明です。アッパー調整メインという噂システムを聞きますが、今の環境でアッパーしないといけないラインがよくわからないので、どれくらいアッパーするのかがさっぱりです。やっぱり〈商談成立〉とかアッパーで1コストとかでしょうか。
　冗談半分はさておき、アッパーはよく分からんでもナーフは可能性高そうなのは浮かびます。単純にコストアップしそうだなあ、というやつですね。とはいえそこにダイレクトナーフするか、他のカードを下げるかも不透明というか。分からん。
　そもそもシャドバWB始まって初のことですからね、調整とかナーフとかは。シャドバの頃は異様に強いのを高速ナーフだったから、その知見も当てにならない。どうなるんだ調整……。
　懊悩はさておき、そろそろ雑カード語りにまいりましょう。今回は強いとこと弱いとこがはっきりした一枚です。
　それではいってみましょう。

今回のカードはこのようになっているわ。（『ヴァルキリープロファイル』のフレイ声で）

　今回のカードはウィッチの〈イラプション〉。シルバーの4コストスペルでベーシックのもの。効果は自他のフォロワー全てに2点ダメージを与えます。土の印があると1ドローのおまけもあります。
　全体ダメージのスペルですが自分のフォロワーも潰してしまうのが難点です。

基本的な使用法

　基本としては相手のフォロワーを薙ぎ倒すのが目的という分かりやすい狙いですが、やはり自フォロワーも薙ぎ倒すので使用に注意が入ります。相手を崩せますが自分も下手すると崩れてしまう。
　特に使いたいタイミングである4コスト帯では、自分も相手も2点で取られるカードが出ている場合が多く、相手も総崩れだけどこちらも、とかもあり得ます。
　とはいえ、ウィッチの場合スペブしたり土の印置いたりでフォロワーが出てない場合もありますから、そういう時は相手フォロワーを一掃して有利を取れるとなる場合もあります。アグロと対戦してる時は特に序盤並ばれて、というのもありますからそれを一掃できるのはありがたいところでもあります。要は使い所次第、というべきでしょう。

思い入れなど

　このカードの評価は実際どうなんだろう、となるとこです。わしとしては序盤の除去としてなら結構あり派なので、上手く数を入れたいと思いますが世の中としてはどうなんだろう。結構評価割れてそう。そういうの調べないで書くのもまたよかろうでやってますけど、いいのかそれは。
　とはいえ、個人的な気持ちを書くとこなのでそうすれば普通にアグロ対策としてぶっこめると思っています。一部きついやつ、ナイトメアの〈ナイトメア・ヴェリィ〉とかもありますが、大体のアグロの相手フォロワーは4コスト辺りで一斉に処理できるのはやはりアドです。
　ただ中盤以降では使い道少なめですから、そこを微妙判定するのは確かなことです。この弱点をどうにかできればまだ使い道はあるでしょう。イマイチいいのが思いつかない点を除けばよー！
　結局、2点全体が機能しづらいラインに入ると死に札になるけど、その前なら有効。というのが正直なとこでしょう。ある種対策札の限界ともいえます。
　なのでもしもの為のピン刺しが一番いいと考えていますよわしは。3枚採用してまでアグロ対策ガチガチになると逆に動きにくくもなりそうなので、2枚すら難しいけどお守りとしては欲しい、くらいの位置が結局はこのカード評価な気がします。
　環境にアグロが多ければまた違うでしょう。というからそういう時折々で顧みられるカードかもしれません。
　個人的な好き嫌いでいうとデッキに採用してもいいと言いつつわりと嫌いです。アグロで遊ぶタイプなので、結構鬼門。やられると嫌なこと筆頭です。そのくせ、自分で使うと機能しないからホントなんでか、ってなります。そりゃ相手がアグロじゃねえから、なんですけども。こういうのあるあるですよね。他人に使われると嫌なのに自分でするとイマイチって。ほんと、なんでかそういうことが多い。この辺の難しさよ。