『シャドウバースワールズビヨンド』雑カード語り　その37

この項について

　こういう文章書いていると、カードの役割というのを強く感じずにはいられません。シャドバWBはちゃんとカードに何かしらの役割を担えるポテンシャルがあり、それゆえに無駄札というのがほぼない。〈商談成立〉とかはまだ利点になる動きが生まれてないだけだから！　と強弁できるように作られている印象です。さすがに〈商談成立〉はなんとかできそうな未来はない？　そうかもしれない！　でもなんかまだ隠された施策があるのかもよ？　まあ、調整で1コストになる方が早そうなアトモスフィアですが。
　さておき。
　今回もシャドバWB雑カード語りやってまいります。いい加減回数が増えていつの間にか40回も目前です。隙があったら書いているから更新の贄になりまくっております。でも、楽しいからいいのだ。やはり全カード雑語りはしない、はずなんだ。はずなんだったら！
　さておき、今回は土の秘術の秘密兵器。でも使い方間違うと普通に置物。そんな一枚です。
　それではいってみましょう。

今回のカードはこのようになっているわ。（『ヴァルキリープロファイル』のフレイ声で）

　今回取り上げるのは、ウィッチのレジェンドのフォロワーの〈暴食のアマテナ・ララアンセム〉です。8コストの5の5のオーラ持ちでラストワードで土の秘術2、土の印2つ使って〈暴食のアマテナ・ララアンセム〉を場に出します。つまり事実上復活する能力となっています。ついでに超進化時に相手の場のフォロワー2枚を破壊します。

基本的な使用法

　倒されても復活する。これが意味することはつまり、皆のアイドルモルディカイさんポジに〈暴食のアマテナ・ララアンセム〉があるということです。復活には土の印を所望されるので、モルディカイさんより制限がありますが、逆にいうといつかモルディカイさんがでたら何かしらの制約がある可能性の提示といえます。使用法としては土の印がある限り復活できるのを利用しての場持ちが仕事です。あるいは相手にリソースを吐かせるというのもあります。とはいえ、超進化して除去をしない場合などは相手もスルーして置物と化すこともあり、相手にちゃんと脅威として存在しないと無為になるというモルディカイさんと同じ現状が起きてしまいます。そこが考えどころになります。

思い入れなど

　モルディカイさん効果、つまりラストワードで復活を繰り返すというのはハマれば相当のアドバンテージです。倒されても問題ないから、雑に殴りに行けるし、場持ちもいいからバフなどの宛先としても重宝します。〈暴食のアマテナ・ララアンセム〉もそうで、〈リバースチェンジ〉や〈干絶の顕現・ギルネリーゼ〉のような効果の使い所として大変使いやすい。それらは体力減りますが、やられても返ってくるのでそこのマイナス面も軽減するというものです。
　その辺のリスクもあるけどリターンのある選択肢というのは序盤以外では相手の顔に届かないので埋もれがちですが、〈暴食のアマテナ・ララアンセム〉なら生き残っていれば使える、という立地になるのでこれの出るコスト帯で〈リバースチェンジ〉などが腐らないというある種のベストな形になります。
　相手としてもそういうのがあるのでリソースをこれの破壊に取られたくないけど、ケアしないといけない、というのでリソースを吐かせるという存在にもなり得ます。相手としては嫌なフォロワーでしょう。
　ただ、超進化権がないと出したターンに盤面干渉力がない。ほったらかしで顔を詰められる場合もあります。なので最低限超進化権を残しておくのはこのカードを使う上では必須なムーブではあります。進化及び超進化を使わないと盤面に干渉しにくいウィッチではなかなか面倒ではありますけれども、単なる置物化は防がねばなりません。気合いで超進化権残せ。
　ちょい話が変わりますが、復活っていいですよね。それも延々と復活するのは。シャドバのモルディカイさんもさん付けしているからわかるでしょうが個人的に好きで、よく使ってました。長いことやってたら当然ビショップに消滅させられる憂き目もありましたが、やはりハマるとてきめんに効くので爽快です。やはり、無限再生は人類共通のアゲどころだからよ。
　だから〈暴食のアマテナ・ララアンセム〉も非常に好ましい。土の印がいるから無限再生とはならないけど、かなりの耐久性を出せるのでこれも効く時は効く。そうする動きをもうちょい精度高くしたいなあ、などと常々思っております。
　さておき、先述してますが再生に制限があるので、モルディカイさんがまた出たらどうなるのか、というのもこのカードを見ていると考えたくなります。レジェンド且つ8コストで無限再生に待ったがかかるのだから、昔のままとはならないだろう。ネクロマンス使うのかしら？　その辺が落としどころだけどやはり無限復活はやりたいものです。疑似ではなくまさか無限なのか……。ってなりたいですよ。
　話が変わりすぎたので今回はこの辺で締めましょう。終わり終わり！