『増田こうすけ劇場 ギャグマンガ日和』一話一話の個別感想 第201幕

増田こうすけ劇場 ギャグマンガ日和 11 (ジャンプコミックスDIGITAL)

この項について

 書くのを忘れていた! のでたまにはちゃんと書きますよ。のギャグマンガ日和感想です。したいことが山積みでどうにも遅らせ気味になってます日和感想。なんか上手い施策考えんといかんな。ゲーム優先しちゃうからゲームする前に書く、とかするかねえ。
 さておき、ギャグマンガ日和感想です。今年中に全話は無理そうですが、とりあえず積み重ねていくしかない。そんな覚悟で臨みましょう。
 ページ数とコマ数も確認しております。これが一番手間取るのよなあ。でもやりたいからやる!
 さておき、それではいってみましょう。

第201幕 突っ張りヤンキー伝説

大体の内容

ヤンキー漫画のような体裁なのだが……。

感想

 やたら平手打ちを多用する喧嘩バトル漫画。た
だ、中盤から漫画雑誌のお便りコーナーにネタを送る方に話が振れるという亜空の展開に。そこからハガキ職人になろうとしているうちに時間は過ぎ去り、ヤンキー漫画なことをする上で必要なライバルや上級生は卒業しており。となってそういう別れ方あるんだ、ってなりました。あいつらはどこに……。ってなるの少し情緒的ですがハガキ職人になろうとするのでそういう場を離れたらそうもなろう。時間かかりますからね、ハガキ職人になるの。いきなりはなれない。
 前半の喧嘩シーンも平手打ちがメインで、鎖やナイフ取り出しても平手で戦っているのは新鮮でした。何のためにあるんだよそれ……? ってなれて最高。鎖ぶん回しながら平手打ちするの逆に難しいだろ。
 この後バックに集英社をつければ。ということでハガキ職人になろうとする話に急カーブするんですがそこではハガキ職人あるあるが繰り出されます。この解像度からし増田こうすけ先生は経験者っぽいアトモスフィアがあるんですが、編集さんから話を聞いて、の可能性もありますな。どっちにしろあまり馴染みのないハガキ職人不文律が垣間見えて面白かったです。
 そして哀愁のオチ。大したことのない、といえばそれまでですが、何ともなりきれなかった男の悲哀を感じました。ギャグ調で落としてますけど。

何ネタ?

 ヤンキー漫画ネタと思ったらハガキ職人の話だった。ハガキ職人になって集英社の後ろたてを、といううしろだての意味を履き違えてたのがよいものでした。それで青春を溶かしているの、ギャグ漫画のキャラじゃないと生々しいから、上手くギャグ漫画にできる増田こうすけ先生じゃないとできないことですね。

ページ数とコマ数

  • ページ数:14ページ
    • 長編な回。話が途中から骨折するので、どう決着するのかと思ったら見事なオチになったいるので、やはりこのくらいのページ数だとまとまりがいい。
  • 総コマ数:81コマ
    • 最少は3コマ。最多は7コマ。平均は5.7付近。コマ数が少なめなので、平均もそこそこ下がる。
    • 豊川58コマ登場。主人公である登場コマ数。前半はともかく後半はハガキ職人なので絵面が地味ですが。小関16登場。意外とポツポツとでておる。鮫島42コマ登場。意外としっかり出てるなこいつ。薩川12コマ登場。スポット参戦感よ。丸山6コマ登場。さらにスポット参戦感よ。この辺ちゃんと出したのは何気によいと思います。顔出なかったやつ変な想像図だったからね。

過去ログ

まとめ置き場