『シャドウバース ワールズビヨンド』雑カード語り その43

この項について

 そろそろ調整が入る時期です。情報も出ていますが、とりあえずリーアムのは追記しておきました。他はまだ手を出してなかったのでおいおい書いていくか、全く無視していくかですがこれはもうわからんね。全カード雑語りは夢幻の如くなりですよ。狙っていくのは難しい。流れで出来たらやってみようくらいの気持ちの方が良さそうですね。このまま本当に全カードやり出したらお笑いですよ。
 そういう訳で、今回もシャドバWB雑カード語りです。今回は、おいおい、その追加オプション単体でなんとか出力できんか? な一枚。
 それではいってみましょう。

今回のカードはこのようになっているわ。(『ヴァルキリープロファイル』のフレイ声で)


 今回の一枚はビショップのブロンズスペル、〈セイントフラッシュ〉です。4コストのスペルで、基本としては相手フォロワー全てに3点ダメージ。そしてエンハンス8で3ドローと自リーダー3回復が付きます。基本的に全体ダメージ除去スペルです。〈イラプション〉、涙拭けよ。

基本的な使用法

 基本も何も4コストで相手のフォロワーを吹っ飛ばすのがお仕事です。3点は微妙なラインですが、その微妙さがゆえにギリ許されている感じでもあります。4コスト帯で全体3点はかなり取れるラインが高いので後攻3ターン目に相手がガン並びしているならぶっ放す、とか普通に選択できます。フォロワーが置かれるとかではないですが、ある種リセット効果として活用できるし、こちらのフォロワーは取られなので気軽にぶっ放せるのもいいところです。マジ〈イラプション〉涙拭けよ。
 ただ、エンハンス能力が若干微妙で特に後半の横並びなら3点耐えるやつ多いですから、それに回復とドローがついてきても若干のパワー不足は感じてしまいます。その辺をどう考えるかというのが肝の一枚と言えるでしょう。

思い入れなど

 このカードはやはりエンハンスが必要なのかどうかというラインが肝になってきます。純粋に打点があがったら〈純白の聖女・ジャンヌ〉とかのお株を奪いすぎですし、バフがあってもやっぱりそう。なので回復とドローなのはブロンズの弁えだなとか思いますが、でも後半で全体3点でどうにかしつつドローを、というのはムシが良すぎじゃないですかねえ!? とも思ってしまいます。
 なので、個人的にはエンハンスは到達しても使いたくない派閥になっています。中盤まででぶっ放しておくのが効率的です。
 とはいっても後半でドロソとして使いたいという気持ちは分からなくもない。リソースが切れてきたとこに3ドローなのでありがたいが、それでフルボッコにされてしまうリスクとどこまで線引きするかというのがこのカードのエンハンスの要点だと繰り返しになりますが言いたい訳です。ブロンズなので超性能があったらそれはそれで駄目なんですが、でももうちょいなんかテコ入れできんか? 折角のドローをもっと手軽に甘受したい! ってなります。
 要はエンハンスで使ってもいいけど正解を引けよ? といってしまえばいいでしょうか。4コストなら使い得なとこあるけど、8コストだと考えて使わないといけない。その辺が難しい一枚だなと思います。
 そういう意味では、上手く8PP以下にしてぶっ放す、というのが理性的なのでしょう。誰だってそうする。俺だってそうする。
 んだけど、それでも3ドローはノイズです。終盤の3ドローはどんな人でものどから手が出るアクロバットをするくらいには欲しい。似た能力持ちの〈ナイトフォールドラゴン〉に積極的に超進化したくなるのと同じです。超進化は他に回した方がいいんだけど、3ドローしたいじゃない!
 でも、これは終盤でぶっ放していいものでもない。そもそも〈ナイトフォールドラゴン〉は攻体-9があるんだし、そりゃできるよ。でも。
 と結局この辺りを往ったり来たり戻ったりすることになります。それくらい3ドローは人を首ったけにします。魔性です。
 なので、わしは基本的にこのカードのエンハンスはないことにして心の平均を保つことにしているのです。4コストで3点全体だけを見る。それが一番精神衛生上よい。ないものなのだ、ないもの……。
 本当に、3ドローは麻薬です! と白川天星(『野望の王国』)顔になるくらいに、3ドローの為に使いたいという気持ちは出てきますが、常に8PP以下で使うことで、この試練に耐えていただきたい! となる。いやホント、その3ドローどこから生えてきたんだよ。その分を打点に回せよ! ってなりますよ。でもあんま打点上げると強すぎるから流石に無理なのは分かる。でもそこで3ドローで釣るんじゃあない!
 と、結局3ドローについて語る感じを繰り返しすることになってしまいますが、それくらいに3ドロ―は魅力があるということなのです。特にシャドバだとね……。

まとめ

 4コスト3点全体は強い。分かっているね? エンハンスなどない。分かっているね?
 と言われてアッハイ。したくなる魅力とジレンマのあるという一枚。。それが〈セイントフラッシュ〉なのです。