この項について
シャドバWBの雑カード語りも結構やってきたので、ここで書くネタが枯渇しています。とりあえず、現在はビショップのデッキの経験が弱いので、そこ重点で色々考えますがやっぱり前に〈純白の聖女・ジャンヌ〉で書いたようにウィルアイテジャンルートで固めて後は流れでお願いしますの方が分かりいいかもな、となっています。クレスト混ぜるか疾走系でいくか。悩ましいところです。終盤の流れは決まっているから、疾走するとすると序盤はアミュレット主体とかのがいいのかな?
さておき、今回もシャドバWBの雑カード語りをしていきましょう。今回は先輩です。先先輩ではありません。先輩です。なんで先輩?
ということでそれではいってみましょう。
今回のカードはこのようになっているわ。(『ヴァルキリープロファイル』のフレイ声で)

ということで今回は僕らの先輩役、〈新たなる少女・エース〉を雑語りします。〈新たる少女・エース〉はネメシスのレジェンドフォロワーで、3コスト3の3。ファンファーレで1ドロー。進化でカウントダウン3のクレストを付与します。そのクレストはターン終了時手札5枚以下なら1ドロー。6枚以上ならリーダー1点回復です。
基本的な使い方
基本としてはドローソースとして3コスト3の3が置けて1ドローなので結構スタッツがいい。ドロソがあるのは大体スタッツは控えめになりますが、こいつは進化時のクレスト含めて意外とドローソースとしては破格です。
とはいえ性能としては結構地味目なので、これを使って大活躍! というタイプではありません。それもあって進化してのクレスト付与をそこまで狙うこともない、という感じになりがち。とはいえ何かとセットでドロソとして使う、という側面はきっちりあるので全体的にむげにするのもなんか違う。なんとも微妙に使えるのと使えないのと合間の一枚といえます。
思い入れなど
とりあえずエースちゃんさんはあれだけプレイヤーに対していろいろいってくる立場というか、謎の先輩風吹かしてくるので印象に残りがちというカードゲーではあんまりみたことない立ち位置の一枚となっています。なんで先輩風吹かせてくるのか。どっかの後輩風吹かせてくるのとの対比か? とか勝手なことなどを思ってしまいます。
というかあれだけ先輩風吹かせてくるので、ストーリーとしてなにか関与があるのか? となりますがまだその片鱗は見せていません。あるいはあいつがエースと関係あったりするのか? というのはありますが。どういう風に話に絡んでくるのか。そもそも絡んでこないのに先輩風吹かせているのか。ストーリー全然触ってないので謎が強いです。なんなんだ、あんた?(ストⅢ3rdのレミー顔で)
盤外戦術はさておき、ドロソというのは非常に扱いが難しい。あると大変助かる反面、それで次の手が上手く打てない、というコスト制のジレンマがあります。〈メイドの作法〉とか〈魂の捕食〉のように使ったターンはちょっと動きが弱くなる。
その点でいうと、実際コスト比良質のスタッツと1ドローという展開を阻害せずドローもするといういいデザインなのが〈新たなる少女・エース〉です。さらに進化してドロソ付与してくれる、というとなんだか大盤振る舞いじゃねえか! となります。こいつを使うことがそもそもカード消費を多くするという側面もありますが、それでもちゃんとフォローできる性能なので大変よいというのが個人的な感想です。
いや本当に、ちゃんとスタッツがありつつちゃんとドロソとして機能して、進化すればクレストでもっとドロソとして機能する。ドロソ系としてはかなり上位の性能です。というか大体ドロソはスタッツが犠牲になるんに、この少女よ。流石レジェンドとも言えます。レジェンドでもこれ、とも言えますが。
そういうので、つまるところどこまで行っても便利枠です。そもそもドロソが超強い! だったらゲームとしておわおわですよ。そういう意味ではドローとしては使えるしつなぎとしてありだけどフィニッシャーではない、という扱いやすさと強さのバランスは大変いい具合になっています。便利枠を越えないのは正しい。そこを越えたら一線超えやがったですからね。便利なのと強いのはバラバラでなくてはいけない、というのは今後も維持していただきたい。その線を越えるのはいけない。〈セイントフラッシュ〉みたいにドロソを意識させて釣りしてくるカードもありますが、あれはあれで面白いけど罠だから許されるのであって、ドロソに超性能つけるのはあかんですよ。
そういう意味で、大変いいバランスのカード、というのが個人的な評価でしょうか。
まとめ
便利なドロソで展開の阻害にもならないのでドロソ目的で入れるのはあり、なんだけどまあ便利枠はどうしてもね。そういう感じなのが〈新たなる少女・エース〉なのです。とりあえず入れておいて損はないけど、デッキを組む時は入れるのを考え続けちゃいますよね……。