この項について
今日はシャドバWBをする日としております。その関係でシャドバWB雑カード語りをやってまいります。よろしくね!
にしても、あと2から3週経つと新弾のカードの情報がまろび出るわけですが、次はどういう施策で来るのか。絶傑はだしちゃったし、アルコロのは既にいる。あるいはタイアップ溶かしてくる可能性もあります。エヴルブのカードの逆輸入とか可能性はありそうです。そんな言うほどあるの? なんですがないとも言い切れまいなどと、その気になっていたわしの姿はお笑いだったぜ。となるような度肝を抜いてくるネタがでればいいなあ。
さておき、シャドバWB雑カード語り、今回は50回を記念してしなくてもしていたやつをやります。やっぱりこいつの無茶さは面白過ぎますからね。強い弱いというより無茶という意味が分からないやつでもあります。
それではいってみましょう。
今回のカードはこのようになっているわ。(『ヴァルキリープロファイル』のフレイ声で)

では今回は〈絶大の顕現・マゼルベイン〉を雑語りします。〈絶大の顕現・マゼルベイン〉はニュートラルのレジェンドフォロワーで、4コスト3の3。能力はファンファーレで1コストで相手フォロワー1枚を破壊する〈絶大の証明〉を1枚手札に。
そして進化でクレスト付与。効果はデッキをマゼルベインデッキにして、カードを引き切った時に出る死神のカードを勝利のカードに変えるのと、ターン終了時に手札を〈絶大の証明〉以外全て捨てて6枚ドローする、というものです。
豪快過ぎて『超人学園ゴウカイザー』になるわね……。
基本的な使い方
基本としてはマゼルベインデッキにして戦うという方向性です。これが楽しいんだ。
そもマゼルベインデッキとはですが、第3弾カードパック〈絶傑の継承者〉の全カード1枚ずつのデッキとなっています。つまり、いきなり76枚のカードのデッキが自デッキとして爆誕するのです。
上で毎ターン6枚ドローだったら速攻ライブラリーアウトするのでは? と思った人もいるでしょう。私も思ってました。
だがしかし! まるで全然! その発想には程遠いんだよねえ!
と運営がⅣ顔しているのが目に浮かびます。そりゃ6枚ドローするのでライブラリーアウト狙いをすぐできる形にはせんよ。一応、OTKできる形もあったりはしますが、それも結構運が要ります。
さておき、使い道としてはもう来た手札でどうにかするしかないぞお! というある意味わかりやすい仕上がり。第3弾カード1枚ずつのある種ハイランダーですが、常に手札6枚もってこらえるのでやりやすさではダンチ。そりゃ2Pickで出禁になるわ。2Pickの理念とかみ合ってないにも程があるのに出た段階で出禁じゃなかった方があれですよ。
それくらいいろいろとハッスルした能力なのです。
思い入れなど
マゼルベインというとシャドバ時代からいるハイランダー、デッキにカードを1枚ずつしか入れない形の専用フォロワーの表象ですが今回はそこにマゼルベインデッキという方向でハイランダーを強引にしてきました。あまりに強引過ぎて若干引くレベルなのですが、これはこれで面白い施策で実際手札が常に変動する状態でどうするか、というのをこねくり回すの大変楽しい。手札から瞬発力出して最適解を得る、という遊びですね。
この凄まじいライブ感! はっきり言って安定感は当然ないんだけどだからこそその一瞬一瞬にどうするかという問いを投げかけてくるのが楽しいんですよ。第3弾のカードだけ、というのでパワーはそれなりにあるけどどの方向性のカードを引けるか分からないからどういう盤面をしていくか、というのを悩みつつ選び取っていく快楽。んー、堪らん! って桐山(住吉九『サンキューピッチ』)顔になります。安定して勝つという面で言うと全然ダメな方なんですが、安定しない、だからこそだろうがっ! ってコミックマスターJさんも言ってた。(言ってない)
というか、ハイランダー専用カードなら別にあるので、今回のマゼルベインはハイランダー用カードとは違う、まさしくマゼルベインデッキ用のカードになっています。でも、ハイランダーとしてのマゼルベイン使いたくってさあ! ってなるわしもいます。その点では確かに残念だったりはしますが、それを脇に置けるくらいにはマゼルベインデッキは馬鹿です。その施策は確かに考えてなかったので程遠かったんですが、まさかそういう無茶なデッキ形をここで持ってくるとは思わないよ。もう、バカ。というか、そのハイランダー専用は〈試練の石板〉という案件として立ち上がっています。それはそれとして。
とはいえ、アドリブ力が相当試されるデッキなので、むしろこいつを進化しないで1コスト除去スペル〈絶大の証明〉だけをむしり取るという方向性もありなのでは? となっています。普通に使うと手札がランダムになってしまうので、それを入れないという手もありかもしれません。ないか。
そもそもマゼルベインを進化する前に色々仕込めるなら仕込みたいということはあるかもしれませんん。ネメシスの白黒とかビショップのクレストとかを仕込めるなら仕込んでおいた方が戦いやすいでしょう。それはそれで少しマゼルベインデッキを遊ぶには邪道かもしれないですが、少しでも勝利を近づける為にはやって損はないのだ! 勝ちに飢えているなら、気高く飢えなければ!
あと、どのPPタイミングで進化させるかも結構重要。あまり考えずに後攻4ターン目で進化したら次のターン手札に6コスト以上しか来なくて何もできない! とかもあるので、その辺結構考え所です。この辺もマゼルベインデッキの面白さでありまけどね! OTK? 知ってる子ですね……。
そんな感じで、進化するタイミング、あるいはその前の下処理が結構重要だったりする辺りが〈絶大の顕現・マゼルベイン〉の盤外の面白さとなっています。そして最悪マゼルベインでなくても勝てるデッキが求められるのです。……それは〈絶大の顕現・マゼルベイン〉がある必要があるのか?
そう思ったら笑っておきましょう。わっはっは。わっはっは。
まとめ
ハイランダー用かと思ったらあまりにアーパーなマゼルベインデッキという新機軸をぶち込んできたのが〈絶大の顕現・マゼルベイン〉なのです。最高というか最ッ高だぜ!チームサティスファクションの復活だッッ!!(カーン!)ですね。