『シャドウバース ワールズビヨンド』雑カード語り その52

この項について

 ギルド宝箱が勝手に育っていく。関与できない時間にモリモリされてますわー! 楽なのはいいっちゃいいけど、貢献もしたいわねえ! なのでやれる隙ができたらランクマしてみたいと思っていましたが、これ書いてる段階ではお疲れでヘロヘロなのでやれない内に終わっていた! これ書いてないでやれだったんすけど、やはり寝そうになりつつするのはヤバですからね。素直に寝たいので寝ました。
 さておき、シャドバWB雑カード語りです。いつまで続くか、この試み。楽しいのでまだまだしたいところですが、やる気無くしたら止めるだろう。やる気あるうちはやりますよ。
 ということで、今回は時代が来てない感じの一枚から。それではいってみましょう。

今回のカードはこのようになっているわ。(『ヴァルキリープロファイル』のフレイ声で)


 今回取り上げるのはビショップのシルバーアミュレット、〈有翼の石像〉です。コスト1でカウントダウンは4。ラストワードで〈ホーリーファルコン〉を1枚場に出す効果です。そして1コストのアクトカウントダウンを1つ進めます。〈ホーリーファルコン〉は2コスト2の2の疾走フォロワー。カウントダウンが終わって出てすぐ殴れる逸材です。

基本的な使い方

 基本としては、早い段階で置いてカウントダウンを進ませることになります。アクトは1ターンにそのカードに一回なので1PP目で出した場合のターンでするカウントも併せて最速でなら3ターン目辺りになりますが、アクトにコストがかかる点を考慮すると、それより少し遅くなる、というのが現実路線でしょう。
 とはいえ、2の2疾走が弱いことがほぼないシャドバWBでは堅実な攻め手として有用なカードになっています。前述したようにアクトしなくてもカウントダウンは進むので、タイミングを合わせて〈純白の聖女・ジャンヌ〉のようなバフを合わせると強く使えます。それを逆算しておいていいし、アクトで早めてもいい。わりと融通が利くと言えましょう。

思い入れなど

 バフを絡めるのもありですが、〈ホーリーファルコン〉が大量展開できたら強くね? という勘働きもありますでしょう。疾走がずらっと並べば一気にダメージ! その考え、イエスだね!
 ところで、ここに〈終焉のスカルフェイン〉があるじゃろ?
 できらあ!
 ということで、〈終焉のスカルフェイン〉を出す前に並べることで、〈終焉のスカルフェイン〉の効果でダメージを与えた後にさらに相手の顔に打撃を与える疾走フォロワーが並ぶ、というゴリ押しがら可能となります。他に〈有翼の獅子像〉や〈投影の鳥像〉などと一緒に並べられれば、一気に攻勢に出られます。
 その上でこの〈有翼の石像〉に利点があるとすれば、1コストな点とカウントダウンが4な点です。
 つまり、1コストなのでコスト安く仕込めますし、少し〈終焉のスカルフェイン〉の着地点よりターンが遠くても問題ない。カウントダウン4なので出ればいつでも破壊できる〈終焉のスカルフェイン〉ならタイミングが取りやすいのです。これは結構利点なので、スカルフェインデッキをもし作るなら入れておくと損はない一枚です。
 また〈裁決のアナテマ・ロデオ〉の能力でも出せる一枚なので、そっち方向での採用もありです。そこから〈終焉のスカルフェイン〉な場合の空いたコストにこれを挿すという使い方もあり。そういう使い方も柔軟にできるので、アミュレットビショップが胎動したらもっと採用されるでしょう。
 というか、〈ホーリーファルコン〉の体が2になったのは地味に重要なことと思いますよ、ぼかぁ。今作ではこういうトークンのカードが軒並み性能向上しましたが、〈フェアリー〉2枚出ないと倒せない、は地味にでかいんですよ。あっちも突進持ちになったし、そりゃあこれくらいの強化はあるさ。でも、ほんと偉い。シャドバWB開発チーム百万年無税。(『ドリフターズ』の信長顔で)

まとめ

 〈ホーリーファルコン〉を出すカード、だけどそれをどう使うかというのを考えるのが実にカードゲーらしい一枚。それが〈有翼の石像〉なのです。