この項について
デッキを作って遊ぶのは楽しいですが、これはいれないと、というのがやっぱりあってそれをどう工面するかを考えるのが楽しいです。どうにもデッキの形式からすると微妙に入れにくい、幅がないので困っていますが。うーん、オーディンは入れると詰めの幅が伸びるんだけど、隙間がねえ。どう隙間を作るか……。
さておき、今回もシャドバWB雑カード語りです。雑に語るぜ! というテンションでやっています。あまりがっちり確定的に明らかするというのではなく、適当に語り散らす感じ。こういうのは楽しくないとね!
で、今回は〈絶傑の継承者〉カードの中でも評価は下の方のやつ。いい点は分かるんだけど、それがそこまでするほどか? と悩ましい。そういう一枚です。
ということでそれではいってみましょう。
今回のカードはこのようになっているわ。(『ヴァルキリープロファイル』のフレイ声で)

ということで今回はドラゴンのゴールドフォロワー、〈侮蔑の団結者〉を取り上げます。絶傑の使徒回第二回目です。
コストは6で攻5の体7。ファンファーレで自身も含めた場の全てのフォロワーに3点ダメージ。そしてこのフォロワーの体力が3以下の時、手札フォロワー全体に+1/+1のバフをする、というものになります。
基本的な使い方
基本としては体4には能力のせいで自動的になるので、なら後1点減らしてバフを得たい。というのが人の業。痛みがあるならせめて利点を生かしたい。なので侮蔑シリーズの全体1点スペルなどを駆使したいですが、そもそもこいつの能力の段階で全体3点のダメージが出ているのです。
つまり軽量級ならアッサリ轟沈しているし、体力が減ったフォロワーも当然沈んでいる可能性がある、というので盤面リセット効果としては性能がきっちりいいのです。その上でさらに全体1点を打つ、となれば盤面崩壊は必定。ただ相手も平らになるけどこっちも平らになってしまう。でもそれで手札に+1/+1バフ。お前それでいいのか? おいィ?
なので結構使い道が難しいフォロワーと言えます。
思い入れなど
とはいえ、バフはありがたい。特に侮蔑軸だと体1増えれば全体ダメージの1点に耐える可能性が高まるので、それを目的としてもいい気もします。
これをどうやって活用するか。といってもすることは基本的な使い方の通りで、最初に全体で相手を崩して、さらに全体1点で崩していく、というのをする。なのでどうしても〈烈絶の滅牙〉がほしー! になりがちです。無いとできるのが7コストになるしそれでは微妙になりがち……。
それに進化や超進化すると体3以下にするのが大変になるのもまた微妙なラインです。全体があるから進化しなくてもいい場面はありますが、6コスト帯で相手が単体の場合は4点で全部倒せるか、というと結構難しいラインで、なら進化しないと! になると本当に使いにくい。体1でも残れば、ですが進化しても6点以上食らうと落ちるしなあ。そして超進化するとそのターンはダメージないし、考えれば考える程使いにくい。
とはいえ、相手がアグロとかなら全体3点と全体1点なら大体均せるのでそっち方面のデッキの流れができていればわりといい感じに除去できそうです。そういう意味では、結構環境次第でしょう。
そもそもドラゴンで横並びをもりもりするかというとそういうタイプでもないといえばそうです。威圧ドラゴンするなら邪魔ですが、そういうのではないなら均しとして使うとわりきればいい、のか?
それならそもそも同じコストの〈ディザスターブレス〉でもいいのでは? 面倒が増えるけどバフがあります、で許容していいラインなのか? あ・・・? あ・・・?
という感じでかなり悩ましいフォロワーです。そもそも〈侮蔑の団結者〉に〈烈絶の滅牙〉を、って打っていいタイミングなのか? というのはやっぱりあります。そもそも〈侮蔑の団結者〉の段階で手に入った〈烈絶の滅牙〉を切っちゃうのがいい判断なのかというと。悩ましいところです。
他のカードとのシナジーもいまいちいいのがない。6コストなのでフォロワーとのシナジーが全然。〈侮蔑の祈祷者〉に当てて体力回復、とか思ったけどあれは5コスト。先に出して、としても守護持ちだから攻撃を吸うからまず全体3点に耐えられるとは思えない。その前に倒されている。無理かー。
まとめ
全体で均すのとバフはいいものの、進化をするとかで数字が合わなくなると途端に計算が合わなくなるので能力が今一つ使いにくいのが〈侮蔑の団結者〉なのです。やっぱり体6でよかったような。