『シャドウバース ワールズビヨンド』雑カード語り その61

この項について

 ひゃあ! 給料日待てねえ! ゼロだあ!(残高が)
 ということは基本ないですが、先月はSwitch2の入手をしたので会計がマイナスしており、じりじり回復させないとなあ、という感じになっております。まあ、じりじりやってくしかないでしょう。
 日記はさておき。
 今回もシャドバWB雑カード語りやってまいります。そろそろ新カード情報が気になっていませんか? わしは既に色々手につかない、程ではないにしてもわりとソワソワしています。ついでに『ワンス・アポン・ア・塊魂』のサウンドDLC買うかどうかでもそわそわしています。好きな曲が一つあるだけで人質を取られた気分だわ。DLC……。高いの奴は……。
 それはそれとして、今回のカードは専門デッキの一員だけど微妙に扱いが難しい跳ね返りっ子。フル積みするのもなあ、ってなるんよな。
 ではいってみましょう。

今回のカードはこのようになっているわ。(『ヴァルキリープロファイル』のフレイ声で)


 今回は絶傑の使徒回第7回として、ビショップのブロンズフォロワー〈安息の肯定者〉を取りあげます。コストは2で攻0の体4。能力としてはクレスト付与でカウントダウンは4。効果はそのターン終了時までに攻撃していなければ、自分場のフォロワー1枚をランダムで選び、攻-2して守護を付与する、というものとなっています。

基本的な使い方

 基本としてはクレストビショップの一助です。単純に自身にクレストの効果を使って2コスト0/4の守護が生まれる、というので初期の場の守りとしては結構安牌です。
 ですが攻-2をどう考えるかで結構扱いが変わってくるカードとも言えます。クレストビショップは基本殴らないで除去カードでなんとかする、ですが、常に除去がある訳でもなく、守護で待ちうけてなんとかするという場面もあります。そこで攻が減っていると倒しきれなくてそれのせいで綻びが、という場合もありえます。
 そこをどう考えるか。
 それと、後2コストでクレスト入れられるのが逆に邪魔かもしれないというのもあります。わりと悩ましい一枚なのです。

思い入れなど

 クレストビショップがこれを書いている現在隆盛を誇っているデッキ形なので、クレストビショップならこのカードは入れて損なしに見えるんですが、簡単にはいかないです。
 まずクレストの最大保持数は5です。なのでこれを入れてしまうとあぶれるクレストが出るという場合もあります。
 そのあぶれるのを<狂おしき恩寵>でする、という手管までありますがそれはそれとして他の有用なクレストを入れられない状況になり得る、と考えるとこいつを無造作にぶち込んでいいのか? というのは悩みの種です。
 ついでに、攻-2はやはり難物です。前述通り守護にするけど攻が下がる分相手を倒しきれない場合が結構出るとは既に指摘しました。とはいっても相手の顔がすぐ近くという時以外は殴りに行くデッキでもないので問題ないかもなんですが、それでも攻が下がっていて〈絶望の顕現・マーウィン〉のクレスト効果よりダメージがでない、とかあると中々忸怩たるものがあったりします。そもそも殴ればこの効果はでないのですが、そうすると5点ばらまきもできないので、やっぱり素直に殴りてえよ! とか思う向きにはクレストビショップは向いていないです。素直にアグロナイトメアを担いで殴り抜けましょう。わしだってそうする。
 さておき。
 これの難点は他には2コストで置けてしまう点でしょう。カウントダウン4なので、入れ替え用のクレストがあれば問題ないですが、タイミングとしては〈絶望の顕現・マーウィン〉が着地したところから永続クレストフル装備まで辺りで効果が切れてしまうので、次のクレストの補充が間に合わなければ一番美味しいタイミングで最大取れない、となってしまいます。
 この辺の置きタイミングの難しさもあり、意外と多くは採用されない場合が多い、と言います。実際デッキポータルのやつでも2枚採用でしたからね。結構最適解が難しい一枚と言えるでしょう。
 とはいえ、2コストで体4の壁は結構高いので、序盤の展開には一躍するとこはあります。某リンゴーン! より高いのでわりと面倒な壁ですからね。その辺とクレストのタイミング合わない問題をどう乗り越えるか、というのがこのカードを使う上で考えないといけない地点となっています。クレストビショップも簡単じゃないんやなあ。

まとめ

 クレストビショップの一翼、ではあるけどビミョーに扱いにくい。でも入れておいたらよもやで助かる。そういうカードなのが〈安息の肯定者〉なのです。カードのいちいちが絶妙にギリギリクレストビショップに参画できるというラインにある。