『シャドウバース ワールズビヨンド』雑カード語り その68

この項について

 新弾、カードが進化軸になって大変な状況です。一気にゲームパワーが上がりそうですが、はてさてどうなるのやら。というか進化軸はやはりヤバイ気がします。それはそれで! と望むところはありますが、ほんまどうなるんや……。〈コラプション〉とかマジでヤバカードなんですが、他も結構ヤバイのがそこそこいるので、キングダム、カム……。(ナイトメア時代、来たれり……)となります。カム……。とか言ってる場合じゃねえんだよ!
 さておき、今回もシャドバWB雑カード語りをやってまいります。今回はもっといい場面があればいいのに、と思うやや不遇のベーシックカードです。
 それではいってみましょう。

今回のカードはこのようになっているわ。(『ヴァルキリープロファイル』のフレイ声で)


 『投影の鳥像』を今回はベーシックの旅と称して取り上げます。ブロンズの4コストアミュレットでカウントダウン2からラストワードで〈壮麗の隼〉を場に出します。コスト2のアクトでカウントダウンを-2するとこもあります。

基本的な使い方

 基本としては置いて2ターン待って〈壮麗なる隼〉を出すのが目的のカードです。アクトで早く出せるのですが、コスト2なのがポイントで、即出すなら最速6PPが必要です。その次のターンでアクトすれば5PP時に出せる訳ですが、それだとアクトのカウントダウン減が若干もったいない気がするのがミソです。後1つで出るのを、2つ減らすなら時間に任せるか? でもここで使えばすぐ出るし、というのでジレンマがある仕組みになっています。
 そこで出る〈壮麗なる隼〉は6コスト攻4の体4で疾走持ち。疾走持っているから全然強いフォロワーです。なので5PP時に出すと少しお得なんですが、やはり、というとこが面白いアミュレットになっています。

思い入れなど

 こいつは、やはり〈終焉のスカルフェイン〉と組み合わせたい一枚です。割とすぐに出るのと、コストが4と高めなので相性が最適か、というと〈有翼の石像〉よりは優先度は下がる感じです。あっちは踏み倒しもやりやすいし、コストも低いですからね。適当に置いてスカスカしていけます。
 そもそも〈終焉のスカルフェイン〉の前に置いても1PP残るくらいなので、5PP時に置くのが致命的な隙な気もします。とはいえ4点疾走が出せる全体攻撃の後に出せるのは偉大なので上手く置きたい。でも、4コストはやはり。とぐるぐるします。
 さておき、〈壮麗なる隼〉の体が1つ上がっているんですよ、猿渡さん! というのは〈ホーリーファルコン〉の時にも同じこと思いましたが、今回体1の違いが結構でかいのでそこにちゃんとテコ入れされたのが素晴らしい成果です! ってなりますよ。超進化で1つの違いで全然変わってくるのがデカいですよやっぱり。とはいえ〈投影の鳥像〉の重さと〈壮麗なる隼〉の強みがトレードオフというか結構ギリギリのラインで置くのが難しいとこがあり、でもそれだけの価値はある。と言います。なので使い道としては〈有翼の石像〉より扱いは難しいかもしれませんが、強みもある。そういうカードなのです。まあ〈有翼の石像〉のが隙間で置けるし、使いやすいのはそう。この辺をテコ入れできる施策が生まれればもうちょい使いやすくなりそうですが〈終焉のスカルフェイン〉がおる段階でそれが今一なら相当の施策が必要なので中々難しい話かもしれません。やっぱり4コストは重いんだよなあ。コスト下げるとかあったら、いや強すぎるか? また全体のカウントダウンを下げるスペルとか出ればまた違うかも? そこはしない方向性に見えるから難しいかなあ。
 そもそも今回のフォロワー出すアミュレット関係が今一つ頭角を現さない。ぶっちゃけ微妙扱いですが、なんかでも、なんかすげえ! っていうのが出てこないものか。やはり全体のカウントダウン減らす、とかもっと強いフォロワーを出す、とかでないと難しいのかもなあ。現状、それ以上に強いクレストもあるし……。

まとめ

 意外とカウントダウン系で強めなのに使われないカウントダウン系の微妙さが表現されている一枚。それが〈投影の鳥像〉なのです。決して弱くはないはずなんだけど、使われないよなあ。