『シャドウバース ワールズビヨンド』雑カード語り その71

この項について

 みなさん、『シャドウバースワールズビヨンド』を遊んでいますか? わしはデッキを作ったりするだけで満足してたりするので、これはいかんな、とはなっています。対戦してなんぼやろ!
 でも、デッキを作るのも楽しいものです。それを文章化しようともしているので、尚更対戦に手が出ない。カードが増えたからデッキの幅も増えて、面白くなってまいりましたよ。ネタデッキが多いですけどね!
 さておき、今回もシャドバWB雑カード語りやってまいりましょう。《強カード礼賛》と題して、強いカードをちゃんと把握していこう、というのでやっています。今回はその2回目。現在ではちょっと少なくなったけど、今回の弾でまた見られるか? な一枚です。
 それではいってみましょう。

今回のカードはこのようになっているわ。(『ヴァルキリープロファイル』のフレイ声で)


 今回の雑語りは《強カード礼賛》として〈勇壮の堕天使・オリヴィエ〉を取り上げます。
 〈勇壮の堕天使・オリヴィエ〉はニュートラルのレジェンドフォロワーで7コスト攻4の体4。能力は自リーダー2点回復、2ドロー、PP2回復。そして自身が超進化した時、自場の他のフォロワーも超進化させます。超進化2枚体制!

基本的な使い方

 根本的には7PP必要なものの、その後に2PP回復するので実質5コストになるのが一番特徴的でしょうか。その空いたPPでフォロワーを置いてどっちも超進化、というのがベタな動きです。それで盤面を削って詰めて行く、というのがこのフォロワーの基本です。超進化2枚! それで盤面がないところから築けるのがこのカードの良い点といえるでしょう。ついでに回復とドローもある。真理、便利、ネルリ!

思い入れなど

 しかし、超進化2枚の盤面を作れるのは普通に強いです。基本としては〈勇壮の堕天使・オリヴィエ〉と2コストフォロワーとで、なので打点としては総合12点くらい。終盤のフォロワーでも大体取れる点は優れています。一応超進化した〈キャラバンマンモス〉とかは取れない場合はあるのですが、それは超がつくレベルで例外なので、1枚に限定すれば取れないフォロワーはない、という見方ができます。
 とはいえ、横並びには若干弱いのでそういう盤面をつくるフォロワー相手では分が悪い。それでも単体の取れやすさを考えるとやはり安定して使える一枚です。最低2枚取れるし、12点くらい出せるはやはり強みと言えます。
 そして、第4弾ではさらに活用度合が変わってきます。奥義及び解放奥義の仕様で進化数を稼げばそれらを使うのが早くなるのです。それが一回の超進化で2回になる〈勇壮の堕天使・オリヴィエ〉の追い風です。最近はどっち入れられるというと〈運命の黄昏・オーディン〉が正解だったので、ここらで入れ替えありますよ! 他の進化要素を入れている方が早くていい気もしますがね! でも要素としてはあって損はないです。特に解放奥義は15までいるので、後半であっても2つ増やせるのは絶対にイエス! 効率が違いますよ。特に超進化は性能が高いのでそれが一回で2枚ならやはり有用でしょう。解放奥義を使いたい、というデッキなら入れておくのがマストまであるでしょう。解放奥義が強いクラスではいれる案もしっかりあると思います。ドラゴンの〈純朴の剛体・ムゲン〉の為とか。ドラゴンが進化軸として微妙なとこあるので、これでしっかりフォローは普通にあるでしょう。
 〈勇壮の堕天使・オリヴィエ〉によって超進化をもりもりできます。なので〈庇護の知竜〉を強引に低コストにするムーブもあります。超進化するとコストが下がるフォロワーですね。こういうのが強く使えるようになるのが面白いです。もっと超進化する能力があれば〈庇護の知竜〉もっと低コストになるんですが、そこまでは求め過ぎでしょう。1コストになった時は見てみてえですけどもね! 流石にぶん回りが必要過ぎる! 見たいには見たいんだけど夢幻の如くです。
 それにしても、やっぱり2ドローって偉いなあ、ってなります。それで2コストフォロワー引っ張ってこれる可能性が結構あるからありがたいです。いい2コストを引けたならだいぶ局面が変わります。その辺を加味して2コストの選択をするのも、〈勇壮の堕天使・オリヴィエ〉を使う上では重要です。まあ、大体ちゃんと強い2コストを入れているのがデッキ作りの基本なので変なのはまず出てはこないはずですけども。とりあえず2コスト自力で引っ張ってこれるかも? なのはやっぱり何も引かないのよりは優位といえます。なんもかんも便利な一枚です。盤面での強さは〈運命の黄昏・オーディン〉のが強いかもですが、超進化権を強く使えるのは今後見直される可能性は全然あると思います。

まとめ

 超進化2面がより評価される環境になりつつあるものの、それでなくても十分強い一枚。それが〈勇壮の堕天使・オリヴィエ〉なのです。