『シャドウバース ワールズビヨンド』雑カード語り その73

この項について

 ネタ文章をちまちましているのですがデッキも作ってその内容解説して、なので頭がシャンとしてないと全然進まない。今日はそうだったので回復の為に仮眠したら2時間半寝てしまいました。寝過ぎぃ! 30分で起きようとしたんですが、もうちょいとぼんやりしまたらそのまま寝てました。でも調子は回復! 書けるぞ!
 というのはさておき、今回もシャドバWB雑カード語りやってまいります。このシリーズはやってて楽しいので、ついつい書いてしまいます。ギャグマンガ日和感想もそれゆえ滞っており、いかんなあ、と思いつつも楽しいのでやっちゃいます。適当に語るのがここまで楽しいのは、それだけシャドバWBが面白いという証左ですね。違うか。
 だいぶやってますがそれでも全カード制覇とかは目指してないです。数が多いし、気持ちが入らないカードもありますからね。しばらく、とりあえず飽きるまではやっていきたい遊びです。たのちい!
 さておき。今回は《強カード礼賛》です。あのアミュレット強いな? というやつです。置物なのに強い?
 ということでそれではいってみましょう。

今回のカードはこのようになっているわ。(『ヴァルキリープロファイル』のフレイ声で)


 今回は《強カード礼賛》として、エルフの〈聖樹の杖〉を雑に語ります。
 〈聖樹の杖〉は3コストのアミュレットで、効果は場にある時にコンボ3するとターン終了時に1ドロー。そしてアクトで破壊して自フォロワーを手札に戻すバウンス効果があります。

基本的な使い方

 基本としては性能をそのまま活かすことになります。つまり、コンボ3で1ドローしつつ場合によってバウンスする、です。至ってシンプルな使い方かたです。
 が、このカードが強カードとして取り上げるのは、当然ですが強いからです。
 何が強いか? バウンスです。これの破壊だけで追加コスト無しでのバウンスが強いなのです。これを使うのはもちろん、〈殺戮のリノセウス〉です。置いて殴って一回手札に戻してまた殴る。リノエルフの基本にして王道、いや、覇道。その為のバウンス役として、このカードは重宝されているのです。

思い入れなど

 単なるバウンスでもリノと合わせれば大火力が見込めるのもあって、マストで入れられる一枚になっているのが〈聖樹の杖〉です。
 バウンス効果は他にも〈虫の知らせ〉がいますが、1とはいえコストを払わないといけないのでリノ算が難しくなります。
 〈聖樹の杖〉は置く手間が必要ですが、ノーコストでバウンスができる点が使われる理由です。先に置いておけば、ただでバウンス可能。0コストだからリノ算の算出も楽になります。
 そして予め置く隙さえあれば軽々に置ける上にコンボで1ドローもできるので、必要なカードを引き込む手助けにもなります。
 3コストなので序盤で置けるのが特に偉い。これ以上軽いとぶっ壊れで、重いと産廃、というギリギリのラインをきっちりついた見事なコストです。制作陣がわかっているのが分かります。貴様、このゲームをやりこんでいるなッ!! って感じ。実際かなりやってると思います。じゃないと3コストは出てこない。
 その上でバウンスだけではなく、ドロソとしての効果までつけたのはこれもギリギリ。ギリギリ強いです。バウンスだけだったら〈虫の知らせ〉の方が使われていた可能性があります。でも、ドロソもある。この平時はドローを狙いつつ、有事でバウンスを狙うという二面性がこのカードを攻撃自体ができるわけではないのに強カードたらしめているのです。
 なので、〈殺戮のリノセウス〉を入れるデッキ、つまり大体のエルフでは必携を超えて人権ですらあります。エルフのデッキを組むなら、これは3積み。ないなら即刷れ! の領域なのです。ないとお話にならない。そんな域にあるカードといえます。
 実際、このカードを置かれたら用心するのがエルフ戦のマナー。究極、用心してもダメだったりするのである種恐怖の体現とも言えます。〈運命の黄昏・オーディン〉で率先して消したいやつ。これを置かれたら早期決着を狙うしかなくなるレベルです。PPが上がりきれば即座に手のひらころころされるので、早く倒すしかない! ってならざるを得ないのが凶悪です。相手としてはアミュレット置いただけなのに、覚悟を強いてきますからね。それくらい、リノをバウンスするというのは強いのです。
 この一枚、カードとして単純なようで実際できることは単純。でもそれゆえに絶対に要る。あるとないとじゃ大違い。フォロワーじゃないのに強いだけはあるのです。皆さんもエルフのデッキ作る時は当然のようにぶち込みましょうね。

まとめ

 アミュレットというある種添え物なのに強いという謎な存在感のある一枚。それが〈聖樹の杖〉なのです。置いて恐怖させろ。