ネタバレ?感想 広江礼威 『BLACK LAGOON』14巻

ブラック・ラグーン(14) (サンデーGXコミックス)
ブラック・ラグーン(14) (サンデーGXコミックス)

 大体の内容「ロアナプラにでかい火種がIN!」。メキシコで一悶着あった余波で、メキシコの愚連隊がロアナプラに。その火種が完全に着火する前に、なんとかできるか、ロック! という話です。
 13巻でロアナプラの解像度上げてきてからの、その崩壊の序曲、というので広江先生は一線越え済みです。ある種のマッチポンプですが、漫画家が自分の漫画内のことを上げ下げするのはマッチポンプと言っていいのかというのは後世のジャッジを待ちたいところです。
 それはさておき、メキシコ愚連隊は単なるチンピラかと思ったら、トップが軍人崩れでしかも結構戦闘知識がある模様で、ホテルモスクワも中々相手の拠点がわからず、で状況は愚連隊優勢に。相手の特異な遊撃に翻弄されるホテルモスクワは、愚連隊とつなぎが取れる人物もさつされしてしまい、もうポイントオブノーリターンか? というとこまで進んでしまいます。
 そんな中でロックは愚連隊の資金構造を変えればこの争いの矛は収まると考えて、愚連隊のメキシコでの勢力下の鉱山を復興させる案を考えつきます。その為に、あるところまで足を運んだりします。
 そう、ロベルタと坊ちゃんのとこに!
 ということで、そこまでやって大一番に望むことになるロックは果たして愚連隊を止められるのか? というので次の巻に向かいます。どうなる!
 さておき。
 本当にロックは今回命張りまくっています。13巻で決意したことの遂行、といえばそうですが、愚連隊が襲ってくる可能性がある金庫の中で待ってた辺りからしてわりとイカれてます。何それ。来なかったらどうする気だったんだ。そもそも愚連隊に話聞かれずに一方的にコロコロされるかも、とかあるやろ。懸念しろ。その辺りは話は聞くと読み切ってやっただろうとはいえ、読み外れてたらマジなくなる可能性もあったわけで本当におかしい。マジで行くぜ! 命がけのギャンブル! みたいなノリです。本当に読み切れた以上に運が絡んでるからな?
 とはいえ逆にいうと読みは通った、とも言えます。いきなりあの状況で殺してこない、と見切りきったということです。なので、愚連隊に話を通していける可能性は現状かなり高くなってはいます。そっちはいい方向に行けそうです。
 ただ、一方が収まってももう一方が収まるか? というのがあります。
 そう、ホテルモスクワの方が矛を収めるか? というのがあります。面子丸潰れですからね、現状のホテルモスクワ。ぶっちゃけ完全にポイントオブノーリターンの状態ですからね。あと一歩くらいの位置です。
 現状分かっているところでは愚連隊も面子の為でやってる模様です。自身たちでやっていけないから面子を気にしている面がある。しかもその仕事がやく関係。さらにそこで下手撃った奴らの後釜でやってる。足抜けしたいならしたいんだろう。そうロックは読んで勢力下の仕事を復興させる算段して矛を収めようとしています。そっちは、ロックの読みが通ってるのでいける可能性高そうです。でなければたぶんそこで死んでますからね。
 ですがホテルモスクワはどうか。面子が潰された現状で、停戦に応じるのか。応じないよなあ。というのはすっと湧いてくる感想です。マジポイントオブノーリターンの位置ギリギリですよ? すぐ引き下がらんでしょう、流石に。
 なのでロックは愚連隊の矛を収めると同時にホテルモスクワの、バラライカの矛を収めさせないといけない。という状況になるのは間違いありません。
 そんなことは可能なのか? の領域です。ロックとしてもそこは考えてないとは思えません。そこはそうなるのは織り込み済みでしょう。それでもかなりハードな仕事を立て続けにすることになりそうで、ロックはそこまでの覚悟ガンギマリなのかと。ロビンフット遂行の為にそこまで無茶する気なのか、となります。本当に覚悟ガンギマっとる!
 ということで15巻では愚連隊とバラライカの調停というイカれた仕事を見せられると思われますが、そんなことは可能なのか? とまた思ってしまいます。ここでバラライカ抑えられたら歴史が変わるぞ。
 さておき。
 最後にキャラ話するとルマジュールがかなり可愛いですね? 広江先生は基本のキャラなラインが普通になりやすいというか、ヒロインが普通に可愛いにやることが多いですが、現状ではレヴィではなくルマジュールはそのラインに乗ってる節あります。何か小さい狂犬めいているというか。キャンキャン言ってたり、妙に従順だったりですげえ可愛い。14巻で一番可愛いまであります。いや、こんな可愛いのルマジュール!? 一家に1人欲しい!
 と妄言しつつ、今回はここまで。
 したらな!