2006年上半期ライトノベルサイト杯投票

 なんのかんので一日かかった。
 

  1. 【06上期ラノベ投票/4757728069】 “文学少女”と死にたがりの道化
  2. 【06上期ラノベ投票/4044707057】 タマラセ ボンクラたちのララバイ
  3. 【06上期ラノベ投票/4829118032】 鋼殻のレギオス
  4. 【06上期ラノベ投票/4840234310】 がるぐる <下> Dancing Beast Night
  5. 【06上期ラノベ投票/4829118318】 EME RED 7 colosseum

 
 講評はまた後で。
<追記>

2006年上半期ライトノベルサイト杯講評

 自分で書いておいてなんですが、冒険心ゼロだこれ。
 さておき。ひとつづつ。

  • 野村美月“文学少女”と死にたがりの道化
    • 自分の中で「学校の階段」と青春勝負になりました。
      • “文学少女”の勝因は、私が現在遅れてきた文芸部活動に身を焦がしている事と、終盤のあの「説得にまるでなってない説得」が遠子先輩の魅力を最大限に引き出していた事と、遠子先輩関連の何気ない描写がいちいちツボだった事。
      • つまり遠子先輩が勝因。

 

 

  • 雨木シュウスケ鋼殻のレギオス
    • 一巻なのは二巻を読めてないからです。というか今読んでるという。
    • 前作「マテリアルナイト」で個人的にかなり気になる作家さんに仲間入り。
      • 意識してやっているのか分かりませんが、「マテリアルナイト」は“最大範囲”の「世界をどうこうする話」、「鋼殻のレギオス」は“限定枠”の「世界をどうこうする話」、となっています。
        • その上、「鋼殻のレギオス」は新城カズマさんが「ライトノベル「超」入門」で提唱した「ゼロジャンル」に引っかかるし、部分的ながら「書簡小説」の体もあったり。
          • 狙ってやってるんなら凄いんですが、「マテリアル」については話の幅がでかくなっただけ、とも取れるので、ワタクシ正直かの作家を見切りきれてません。
      • セカ○イ系って言いたくないんですよ、大人の事情で。なのでより近しいと思った言葉で表してみました。

 

  • 成田良悟がるぐる <下> Dancing Beast Night
    • ダイスキッ子ですから。当然でしょ?
    • 好きな場面は感想でも書いたように、「狗木の島に帰ってきた理由」「バネ足(電波)ジャック」「ビデオレター」、「キス」辺りですか。
      • 狗木の話を流しながら、上巻で高めたクライマックス感をあっさり流してくれた所は、もう、バカ。「なんだその感想」
    • 一冊から沸き立つ「成田良悟成分」がとにかくたまりませんたらたまりません。
        • どんなにイライラしててもこの成分に当てられると、スッーと気分が落ち着くので、気分は精神安定剤。「使い方が間違ってる」

 

  • 瀧川武司EME RED 7 colosseum
    • ダイスキッ子ですから。当然でしょ?
    • 今まで一度も大好きと言った事が無いので、唐突に思われる方もいらっしゃるでしょうが、私、「どかどかどかん」の頃から好きで好きで。
      • 1〜3巻をまとめ買いして堪能しました。
    • 「EME」も最初からずっと買ってますが、最近の短編集「RED」シリーズはなかなかようござんす。
      • 最初の頃に比べて長足の進歩を感じます。このまま私にとって良い作家さんになってくれれば。

 

  • 惜しくも選外。
  • 支倉凍砂狼と香辛料 Ⅱ
    • 天邪鬼発動。
    • 私が語るとしたら「ああ、ロレンスは可愛いですね。え?ホロじゃないかって? 駄目だなぁロレンスの良さが分からないなんてずぶの素人ですかあなた。いいですかロレンスはね…」位だなぁ。
  • 荒山徹柳生雨月抄
    • ライトノベルか? という疑問がついぞ解けなかった為。
    • 面白いというか、もう許してくださいというか。
      • 今後の荒山作品が読めるか読めないかの分水域だと思う。これでついていけないとおそらく今後も憑いていけないというか。

 まーーーー、あんまり読んでないのが響いてるなぁ。下半期はもっと読もう。って前にも同じ事言ったっけか。進歩ねえなぁ。