感想 冲方丁『カルドセプト創伝 ストーム・ブリング・ワールド1 星の降る都市』『カルドセプト創伝 ストーム・ブリング・ワールド2 星を輝かせる者』

お見事な戦ぶり!! ちょっと違うですが、そうですか。
これに関しては結構、読中感想をしたためてるので、それを総合して見ましょう。
“ストーム・ブリング”おもろいなぁ。 全くカルドセプトというゲームの持つ妙味を上手くこの本の面白さに上手く変換しているのですよ。 もって来るカルドが元のデータにちゃんと準拠しているのがなんとも。 原作に対する正しいリスペクトっぷりが心地良いのです。
カルドの拾捨選択もうまいなぁ。 使うものを上手く厳選してかつ、使う局面を効果的に考えているわけで。
いやあ、まさか最後の最後で“グリとグラ”になろうとはな!! 不覚にもかなりツボでした。 グリグラグリグラ。
最近のライノベ関係で、ここまで安定した物を読ませてくれる人って、少ない故に貴重です。 今後もしばらく追いかけていこうと思う初夏の夜でした。