感想 清水マリコ「ネペントス」

toi8MF文庫J・580円・ISBN:4840111588
内容を要約すると「摩訶不思議条理無し短編集」
世の中の端スレスレにある不可思議のお話。
いつもの事ながら、清水マリコ作品はなんというか、いいにくい。 独特というか不確定な形があるけれど、不確定がゆえにとらえどころのないとでも言えばいいのか。
ちょっとした不条理が不可思議をよび、不可思議が不条理となる。 でもその不可思議になにか共通の流れのある、そんな世界。