感想 浅井ラボ 「されど罪人は竜と踊るⅥ 追憶の欠片」

<宮城・角川スニーカー文庫・571円・ISBN:4044289069
内容を要約すると「相変わらずのくそったれな日常」
三国一の駄目男、ガユスと三千世界一の破壊バカ、ギギナの相変わらず救いのない日常の話。 ここまでうるおいの無い人生もどうだろうという感じですけれど、やっぱり中途半端に力と賢しさがあるせいなのか、徹底的に報われないオチが連発する短編集と相成りました。 どうやって書いたか覚えてないとか言ってるしなあ、ラボたん。
まあ、その救いの無さがゆえに、書き下ろし「青嵐」のノリに救われるわけですけれど。