先に総評
今回のきららの三つの特筆点!
一つ! 新連載『帰宅るまでが学校です!』!
二つ! 新連載『ふぉりぼら』!
三つ! 新連載『女子大生生活様式』!
と言う事で、新連載が乱打されたのが今回の特徴と言えましょう。どれもゲストからの上がり組であり、特に『女子大生生活様式』は一年近い雌伏の、というか『あっちこっち』代原の時代を乗り越えての連載化であり、人に寄ってはワオオオオ!と無闇に叫びたくなる事請け合いだったりする、嬉しい連載化であります。ワオオオオ! 内容も二巻目初頭にするようなものだったので、尚更続いているというのを感じさせてワオオオオ!
さておき。
誌面の方は色々と連載位置というその作品の現在のきらら誌におけるステータスが仄見える物から察すると、『天然あるみにゅーむ!』がどんどん下がってきたけど、このまま『かみさまのいうとおり!』ラインに乗るのかもなあ、という達観などを得たりします。特に今回はセンセイー!の話で、あまり出番が無いキャラの掘り下げをしてくるくらいなのか、と思ってしまってもう駄目。潮目がどんどんと変わってくる中、今まで入れたのは凄い事だよなあ、とか、取りとめもない事を考えてしまったり。ああ、俺『天然あるみにゅーむ!』好きだったんだな……。
個別チェック三連弾
- 『箱入りドロップス』
- 新キャラ、関さん登場! 陽一さんと同じタイプのぼっちで、いいんちょが仲を取り持って見事にお仲間に! でも、ラブの空気じゃねえな、とラブセンサー萌さんは言う……。でもまあ、同士っぺれえ間柄だからなー。それにそんなにすぐラブりませんよね。センサー出る方がおかしいか。とはいえ、そういう陽一さんの事にもやっとする雫ちゃんマジ天使。すぐにクラスの皆とも関さんとも打ち解けたり、陽一さん癒したりする辺りは流石の天使力です。
- 『うちのざしきわらしが』
- UFO! そしてグレイ! 宇宙人らしき者と第三種接近遭遇するわらですが、そもそもわらは人間じゃないので、そういう基準使えるのか疑問が出たりしますが、まあ、わらだし。という達観を得たりも。宇宙人はUMIに狙われそうになりながらなんとか適当な材料で宇宙に帰れる、って地味にやり手だなー、宇宙人。ある程度の器さえあればどうにかなる、って事だったのかもしらんが。地味にエイプリルフール回だったのに、こんなハートフルするとはねえ。←ハートフルか?
- 『スマイル・スタイル』
- 百合さんのカラーでのボディエロス! テカテカやぞ! 内容の方も百合さんはツッコむわりには隙が多くて、あらぬ誤解が加速してたり。その辺のツッコミとそれに比さない隙の大きさが百合さんのチャームポイントという理解も可能ですが、ちゃんと隙が無ければ今回の展開はほぼ無かったと思うと、隙、大好き! ←2点。100点中2点