名台詞解析侍

本日ワタクシが致死量の三倍の濃度の羞恥を受けたのは、上記に書いたとおりです。
その時、その余りの濃度ゆえ波田陽区先生のギター侍を拝借仕って自刃いたしたのですが、この方法論によって名台詞が解析できると言う、天啓=電波を得たのでそのやり方を書いて、後は後世のネタ士に任せたいと。 ぶっちゃけ私は考えるのが嫌なので誰かしてくれという叫びと代えさせていただきたい。
 
まず一番多く使えるのは「ですから!」です。 これは「それがそれである」という認識の話なので、哲学的には大難問ですが普通の場合は比較的すんなり使えます。
なので、これを多用していく事を基本方針とします。
喩えば

君が泣くまで殴るのをやめないーーっ!

君が泣くまで殴るのをやめませんからーーっ!

また、こういうのもあります。

人間はどす汚れている!

人間はどす汚れていますからーー!

これらの例のように、「ですから!」をいれても台詞のパワーが減らない、むしろ増える傾向にあるものを名台詞といっていいのではないかと思います。
また、基本的に断言なので、断言系の言葉と相性がいいという部分もあります。
パワーが下がる傾向にあるのは単品の名前の場合です。

大紅蓮氷輪丸

大紅蓮氷輪丸ですから!

元が大仰だと、その分頭の悪さが増します。
ただ、スラムダンクの「天才ですから」のような場合は、それはそれでパーフェクトな形の一つなので、ようは言葉次第と言う事でしょうか。
 
次に「〜って言うじゃなーい」を使ってつなげてみる形を取ってみます。 これは長文や台詞のやり取りの場合に使いやすい型です。

  • 俺達にできない事を平然とやってのける!
  • そこにしびれる! あこがれるっ!

  • 俺達にできない事を平然とやってのけるって言うじゃなーい
  • でもそこにしびれる! あこがれますからっ!

「今日ただいまより、師弟の礼をとらせていただく・・・・」
「道場は芝居をする所ではござらぬ」

今日ただいまより、師弟の礼をとらせていただくって言うじゃなーい?
でも道場は芝居をする所ではございませんから!

この形を使うと、台詞のやり取りを一人のキャラで要約できるというメリットもあります。
このほかの応用は、また未来に丸投げです。
 
最後に「斬り!」を付け加える完全版の場合を考えて見ましょう。
この形にはまる物は、大抵末永く生きている物です。

人生楽ありゃ 苦もあるさ 迷いの後には虹も出る

人生楽あるって言うじゃなーい? でも苦もありますから! 残念!
迷いの後には虹も出る、斬り!

これ以外にもいろいろと試せるものがあるのですが、それはまた丸投げと言う事で、この話を終えたいと思います。
北斗・・・。