サンライズのオタへの燃料大量投入をしてきた事について

燃料だのなんだの大層且つ大仰大回しに言ってますが、何の事はない「舞-HiME」第二期について、思うに任せて書いていこうと言うのが今日の趣旨です。
最初にその報を聞いた時は「やってくれた」、というか「やりやがったな!」という気分に―主に喜びで―なりました。 しかし、時間が経つにつれ、この異例とも言える開始時期不明での第二期というのは大丈夫なのだろうか? と思うようになりました。
出来不出来への「大丈夫か」ではありません。
それまでに蓄積されるオタの妄念を受け止められるかと言う点で「大丈夫か」なのです。
まるきりまったく勝手に妄想しますが、サンライズはこのように考えているに違いありません。

「第二期の話はすぐにオタ達の耳に入るだろ。 そしたらオタどうする?
言っとくけどオタっつても「シグルイ」や「勇者王ガオガイガーFINAL」(byAngel Heart Club)とのコラボレーションを考える筋金入りのオタ共だぜ。
そいつらが座して待つか、速攻で応援してくるか、激しく妄想するか・・・
どうだ どう思う? おまえら」
「妄想する!」  「妄想する!」
     「妄想する」   「そう! 妄想する!」
「そこをガツンだ!!」
「いいか!! 第二期はアニメ界の各勢力がサンライズに注目している! オタの妄想を凌駕するくらいで満足するな!」
「アニメ界全体に、サンライズの動画力・作画力・シリーズ構成能力をわからせてやるんだッ!」

しかし、そのガツンが上手くいかなかったら?
今回の件はつまり、はっきりとサンライズオタに対して白手袋を投げつけてきたというわけですが、そうしておいて、我々を煽るだけ煽るだけ煽るだけ煽るだけ煽るだけ煽っておいて、それに答えられなかったら?
一年は軽く戦える(何と?)だけの燃料をこれでもかこれでもかと投入しておいて、「俺らが待っていた、舞-HIME、これかよ」なんて事になったら?
そういうわけで、激しく「大丈夫か」と思う今日この頃なのです。
とりあえず自分の要望を言えば、静留さんがひたすらなつきに対して何かすることを求めます。
なので、卒業したはずなのになぜか生徒会室でお茶していて、なつき(単位の代わりに無理やり生徒会入り)が来るのを待ち受けていたり、適当に理由を付けてなつきのバイクに乗り込んだり、適当な理由を付けてなつきと出かけようとしたり、適当な理由を付けてなつきの家にもぐりこんだり、適当な理由を付けてなつきが入っている風呂に侵入しようとしたり、適当な理由を付けてなつきと同じベットで寝ようとしたり、適当な理由を付けて武田を惨殺したりして欲しいわけです。
何故こんなに静留さんに入れ込んでいるかと、彼女は一回死んだキャラだからです。 物理的にではなく概念的に。 そしてそれゆえに魅力的だからです。
最初の頃は「腹黒、百合っぽい」なキャラだったのが、22話においてそれらを「ガチ」によってそれらを押し殺して新生してしまった、さらにその上にその方がキャラとして魅力的になってしまい、その後他のキャラの存在をことごとく食いつぶして最終回まで突っ走ってしまったという、最近でもまれに見るキャラ立ちをしたがゆえに、大層気に入ってしまったのです。
現在、公式ホームページで行われている人気投票も、二位との差がトリプルスコアで一人大独走してしまっているのを見ると、やっぱり皆いろんな意味でやられたんだなあ、と思います。
最後に余談。
静留さんが“ああ”なったのは、もしかすると第二期をやるやらないで現場が混乱している最中にだれかがああやっちゃったんじゃないかと思います。