み「田中くん?」
田「ん? なんだ、みかみ」
み「寝ていい?」
田「…」
み「ん? どしたん? 額にしわーなんかよせて」
田「みかみ。 お前、この修羅場になにとち狂った事をぬかしてますか?」
み「狂うてなんかへんよ〜。 ただニンゲンのセイリテキなヨウキュウにしとごーとるだけや〜」
田「……。 いいか、良く聞け原画様」
み「なんや? おだててもなにも出ーへんよ?」
田「黙って聞け。 いいか? 今現在、ミニミ第一開発部がスケジュール的に非常に厳しい状態で寝る間もないのはだな」
み「ふんふん」
田「みかみ。 お前が唐突に、俺に何の断りも無く、開発スケジュール度外視でオリジナルの同人誌をはじめてたからだ」
み「ふんふん」
田「その上、それの途中でスランプに陥ったお前は仕事のほうにまでそのしわ寄せをだしてきてだ」
み「ふん…ふん…」
田「かと思ったら、なんと男が出来てスランプ脱出。 そこまではいい。 しかし」
み「…やきもち?」
田「そこまではいい! しかし! 今度はその男とべタべタイチャイチャして結局仕事にしわ寄せをだしてだな」
み「ふん………」
田「結果、原画が出来ないからスケジュールは押しに押して、納期も当然のように押しに押してだ」
み「…ふ……」
田「もう、流通さんごめんなさい、販売店さんごめんなさい、なによりユーザーの皆々様まことにごめんなさい、な今の修羅場で原因のおまいが寝たいと仰られますかこのばかちんが!」
み「カー」
田「起きろーーーーー!」