岡山では舞-乙HIMEが見れないので、この間のすごいよシズルさんがどうであったのかよく分かりません。 ダムッ! ダムッ! 「悔しそうだな」
腹いせに「シグルイ-乙HIME」の続きを。 ちょっとばかし、前の配役を変えました。
<しばし瞑目ののち>
<ガルデローべ校の竜虎と呼ばれたエリス、アリカ両名が>
<まっといる気配は普段のものではない>
<エルスのやや痩けた胸は>
<アリカと同様の清めを行ったからに他ならない>
<シズルがマイスターローブをまとっているのは>
<両名に対する猜疑心の表れか>
シズル「ガルデローべ校舞闘、つかまつりなはれ!」
<舞闘とは>
<オトメとオトメの闘いであり>
<高いレベルのオトメ同士を>
<全力で闘いあわせた場合>
<その破壊力は>
<一国の軍隊レベル以上の>
シズル「一息たりとも気を抜いたらあきまへん! オトメとオトメの舞となりなはれ!」
<疲労により>
<互いの呼吸が乱れ>
<そのような中で>
<最後の美力発動は>
<互いを目視できぬ態勢から>
<緊急停止不可能の>
ゴオオオオォォォン
<一命を賭して>
<シズルの命じた舞闘を舞った両名>
<互いの目にあふれた涙は>
<心をつないだ同校の士を 倒さずに舞い終えた感動か>
シズル「……」
<アルタイ王国の最高位者>
<ナギ・タイ・アルタイ>
<かつてはヴィントブルーム王国の北方に居を構えていたが>
<現在ではその権謀術数をもって>
<ヴィントブルーム王国の女王代行者を務めている>
ナギ登場
ナギ「いいよ。 楽にしてください」
シズル「…」
ナギ「シズルさん、良く来てくれたね」
シズル「はい」
<ガルデローべ校生の前では決して見せぬ無表情 無双の女丈夫がたどりついた嫌敵への牽制術であった>
ナギ「本日あなたを呼んだのは、マイスターオトメとしてのあなたの目を借りたいからなんですよ」
シズル「…」
トモエ登場
トモエ「トモエともうします」
<そのオトメは右髪が異様に長かった>
ナギ「ワルキューレ隊はどんな風に見えます? 『五柱』とうたわれたあなたの眼で鑑定してみてください」
シズル「…」
ナギ「いかがです、シズルさん。 精鋭ですかね?」
<髪型・風貌・存在感 全てにおいて二線級の集団である>
シズル「使い物になりまへんな。 お飾りかと」
ナギ「飾り、といったね」
もうちょっと続きます。