<川崎康宏:友紀克彦:GA文庫:590円>
内容を要約すると「気が付いたら終わってる」
いつもの川崎節。
それ以外何を言えと。
とにかく、一度ずれた事態がそのまんまずるずるずるずるずるずるずるずるずる(以下終わるまで)進みます。で、気が付いたらすべて終わってます。なんなんでしょか、この小説。
特筆すべき点はそれ位です。だから、いつもの川崎節。それ以外何を言えと。
まーあー、後、強いて言うなら全体の雰囲気というか、ある世界に対してその世界らしい細かい言い回しとかがそれっぽいとも、逆に胡散臭いともいえますか。鉄&石炭がメインの世界なので「一番尊い色が黒、だけど場末ではやっぱり地味扱い」とか。そういうのがきちんとしていると取るか、わざとらしいと取るかです。私はきちんとしてるな、と思うのですが、皆さんはいかがでしょうか?