感想 『されど罪人は竜と踊る Assaut』(ISBN:4044289085)

浅井ラボ:宮城:角川スニーカー文庫:667円(税別)>

 内容を要約すると「かくしてされ竜の幕は開け」
 若かりし頃の前向き人生ガユス君話。あんた誰だ!
 さておき。
 まあ、こういう話もありというか、よく考えるといつもどおりやん、というか。所々バカ&エロス話を組み込んでくるのも、世の中に対してたらたら喋るのも、形は違うけれど通奏低音はおんなじやなー、とか。まあ、同じ人が書いてるんだからそりゃそうだ。
 で、これを読んで良く分かったんですが、私、ギギナが凄い好きです。もちろん戦闘狂としてのです。この話だとあんまり出番が無いので少しの会話にすら飢えていました。まあ、ガユスの話がメインだからしゃあないんですが、クエロとガユス、二人の話はわりとどうでもよかった。うん。
 他。ストラトス君。終盤のあれが「うしおととら」の流兄ちゃんじゃなー、とか思ってしまって、「ああそうか、ああいう人が好きなんだな、私」と違う所で納得してしまいました。ストラトス君ははたして、あの時風はやんだんだろうか。…だからそういう見方はちゃうっての。
 この過去話がまたでたら、どうしよう、買わないかなぁ。次は元の流れ希望。
 大丈夫かなぁ…。