感想 ika 『P.S.すりーさん に』

P.S.すりーさん・に (GAME SIDE BOOKS) (ゲームサイドブックス)

P.S.すりーさん・に (GAME SIDE BOOKS) (ゲームサイドブックス)

 大体の内容。でぃーえすちゃんLLでけえ! キャラも順調に増えて姦しい感満載であります。ぎあちゃん(電池切れ早っ)、FX先輩(当然引退が早かったのがネタに)や、きゅーぶさん(姿は出ず)と続いて、最終的にこんぱちさん(ふぁみこんおばあちゃんの偽者)、がせさん(せがさんの偽者)と偽者まで登場ということにまで発展していってしまいました。ゲーム機とメーカーの数だけキャラ増やせるので、その中でどう印象に残るじょじーを追加していくのか、というチキンレースが始まったような、そんな波乱の幕開けです。←とりあえず波乱の幕開けって言いたいだけ
 さておき。
 今回のすりーさんベストバウトは唐突に始まって唐突に終わった学園すりーさん。ただひたすら冒険島が懐かしかっただけですが、それでもこういうネタは普通では出来ないので、正気にては大業ならず、正気にては大業ならず…。ベスト擬音は寿司食いながらのおにぎりうめえ! って言いながらの「スシー」でしょうか。何故「スシー」。スシ食ってるけど、だからって『スシー』。直截すぎる!
 そして最大の大業『ナックルコンサート再演』。自分の妄想を格ゲー化ってのは、ある程度の年代のオタなら息を吸うように自然にしてしまうものですが、それをした上で更に某メスト風解説をきっちりつけてくるのは素直に脱帽です。某メスト世代には、この語り口調、というのは細胞レベルまで染み付いたものなので、久しぶりに見るととても懐かしい気分に。そしてたまに誤植もあるけれど、これもまた某メストらしく、わざとなのだろう、と思ってしまうともう駄目。爆笑。でも、これだけの大ネタをしてしまったら、次の巻とかはまたハードル上がっちゃうけどいいのかしら。