ヒューゴー牽制力検証・ウル4版 その4

大体の内容。

 ウルトラストリートファイター4、つまウル4での新キャラで不遇なのか厚遇なのかよく分からない立ち位置のヒューゴのけん制能力を検証する試みです。かなり個人的なバイアスが掛かってるし、個人調べなので安定性がないかと思いますが、まあ参考程度にしていただければ幸いです。
 基本的に、相手のキャラから通常技三つを適当にピックアップ、それに対してこちらの5中P、2中P、2中Kの三つがどれだけ勝てるか勝てないか、というのを書いていきます。勝ちやすいは“○”、五分は“△”、負けやすいは“×”で表示して、その後に備考などを書く形になります。方向はテンキ―表示です。
 それでは、いってみましょう。

アベル

  • 5小K:威力は少ないが発生とリーチに優れる。隙も少ないので刺し返ししにくい。
    • 5中P:△:置けば勝てる場合もある。だがフレーム的に不利な時ほど発生の早さにてこずる。上手くかち合って相打ちだとダメージレースで大幅に勝つので美味しい。
    • 2中P:△:これは5中Pより置けるのでだいぶやりやすい。でも相打ちはある。ダメージは美味しいので、狙い目かもしれない。
    • 2中K:○:ちょっと届かないようにみえても案外当たる。置いておけるし起き攻めに持っていけるのでリターンもでかい。
  • 2大K:大足。キャンセルかかるという珍しい大足なので、けん制しつつ移動という攻めをしてくる。
    • 5中P:○:結構遠くからでも殴れる。とはいえタイミングが合うと転がされるので、注意は要る。
    • 2中P:○:発生の差と、食らい判定が前に来てくれるのが付け目。置いてもおけるので適当に振れられる
    • 2中K:○:相打ちもあるが、大体置いておけばいいので楽な方。
  • 6中K:アベルの代表的な技。こっからが攻めの起点となるので、とりあえず出されるのは防ぎたい。
    • 5中P:△:案外相打ちになるが、リターン削れるのはでかい。
    • 2中P:△:相打ちになり易い。気軽に振れる分、5中Pよりいいのかも。
    • 2中K:○:相打ちになる場合もあるにはあるが、上手く置ければ勝ちやすい。

C・ヴァイパー

  • 2中K:中足。リーチに優れキャンセルからサンダーナックルに繋がるのが強み。
    • 5中P:△:勝てる部類。とはいえ、距離が結構近くないと、なのでフレーム不利で振ると負ける場合が結構。
    • 2中P:○:適当に置けるのでだいぶ潰し易い。案外距離離れててもこれは当たる。
    • 2中K:○:これも適当に置ける。リターンでかいのでこれメインにしたいくらい、だが。
  • 5中K:足元の食らい判定が小さい系。それ程振るヴァイパーいないけど他にネタになる技が無いのである。
    • 5中P:△:案外置けないので、刺し返し気味にするのがいい。難しいが。
    • 2中P:△:案外置けないので、刺し返し気味にするのがいい。ちょっとむずいが。
    • 2中K:○:足払い系すかすタイプに見えるのに、案外当てられる。ヒューゴーのこれはそういうのにも強い感があるなあ。
  • 2大K:大足。他にネタにな(略)
    • 5中P:△:地味にリーチ負けしており、踏み込んで行く必要あり。ダメージは美味しいがダウンさせられる場合があるのは痛いか。
    • 2中P:○:なんか妙に遠くからでも殴れる。丁度こっちの攻撃判定に対して噛み合うのだろうか、
    • 2中K:△:相打ち多し。早めに置くとスカりに当たる場合もあるので、結構むずめである。

エル・フォルテ

  • 5大K:いきなりぶっ飛んだチョイスだが、足払い系すかし易いのとこっそり二段技でセビは割れる点は評価したい。
    • 5中P:○:大体勝てる。タイミングが噛み合って相打ちもあるが、それほど気にしなくていい形。
    • 2中P:○:大体勝てる。噛み合っても大体勝てるのでかなりやり易い。
    • 2中K:×:跳ぶ前に当てれれば当然勝てるのだが、出てしまった辺りに噛み合うと良くてスカ、大体二段目が当たる。
  • 2大K:スラ。持続後半を当てる感じで出す技。大体その間合いが一番この技が機能する間合いでもある。
    • 5中P:×:悪い意味で相手にならない。リスク高い。
    • 2中P:○:いい意味で相手にならない。リターンは少なめだが、この技で寄るのを止められるというのはでかいか。
    • 2中K:△:相打ち多し。置いてもなり易いので、リスクの割にリターンが薄いか。
  • 5中K:けん制するキャラじゃないフォルテなので、小ネタ的なのばかりだが、これも地味に使えそうなような。
    • 5中P:○:相手が振る間合いだと流石に相打ちになるが、こちらの間合いなら全然楽勝。リーチが違う。
    • 2中P:△:案外負けが多いので×相当かもしれない。いいタイミングだと相打ちに持っていけるが、勝つのが結構難しい。
    • 2中K:△:これも負けが多めなので×相当かも。足払いをまく場合の間合いだと一方的に潰される。結構近くでないと相打ちに持っていけないからやっぱ×かしら。

ルーファス

  • 2大P:ルーファス最長リーチ。というかダルシム以外では格段に長い方の技。
    • 5中P:○:比較的勝ちやすい。ある程度は置けるのがいい。早過ぎると刺し返し気味に刺さる場合もあるが。
    • 2中P:○:これも比較的勝ちやすい。刺し返しもある程度出来るが、そんな間合いで振るルーファスもいないか。
    • 2中K:○:置いておけるのがいい。ダウンさせて近づけるが、相手がこの技を使う間合いだとダッシュ一回では近寄りきれないので、リターンとしてはそこまで大きくないか。
  • 5中K:案外リーチの長い技。動きもコンパクト。
    • 5中P:△:当たる当たらないが際どい間合いだと、相打ちしやすい。それより少し出れば、こちらに分がある。
    • 2中P:△:やはり間合いが近いと相打ちになり易い。とはいえ、ある程度置いておける分こちらが有利か。
    • 2中K:○:際どい間合いでも、結構転ばせられる。食らい判定の位置の関係だろうか。
  • 5中P:キャンセルかかるようになって使い勝手が良くなった技。仕込みEX銀河トルネードが先端ヒットでも成立するので、案外けん制でも使える気がする。
    • 5中P:△:案外相打ちに。先端同士ならこっちの方が有利ではある。
    • 2中P:○:勝てる(確信)。相打ちもないでもないけど、相性がいいのかも。
    • 2中K:○:勝てる(大革新)。ヒューゴーの中足はこっそり性能が高くないだろうか、と思うくらいに。