今月も始まりました、“今月のジオブリーダーズ”。
今月からは、はじめにアワーズ雑感も混ぜて後から読んで私を恥ずかしめるようにします。 こう言うとちょっと卑猥な感じですね。
バカ休題。
雑誌全体に異様なテンションが満ち満ちている今月号ですが、
「妄想戦士ヤマモト」*1と、「ピピンとピント」*2の二つは特に異常です。
両者に共通する(と妄想する)のは、「描くッッ!」という気持ちです。
「ヤマモト」の方は連載誌が消えたせいで、この作品が世に露出する機会がなかった((他の作品は連載しているけれど))ゆえに高まっていた「ヤマモト」熱を、今ここで完全燃焼させるつもりで来ています。((これで三巻目も出せるだろうし))
対する「ピピンとピント」は、諸般の事情で前作「泥棒猫」を打ち切りの形で終了した((泥棒猫3巻あとがき参照))大石まさるが、しかしそれに腐れることなく「いいんだなっ、この方向で!」と大いに意気込んで描いているのがにじみ出て、この高テンションにつながっていると考えられます。
この二作品のテンションは少々逸脱気味ですらありますが*3、なんだか最近微妙に低迷気味だった紙面にハッパをかけているようにみえました。
両方とも、がんばっていただきたいですね。
テンションが異常といえば、長谷川哲也「ナポレオン〜獅子の時代〜」もかなりクルものがありましたが、これの場合はテンションがおかしいのが常態ですので、いつもの事と割り切りましょう。割り切るんです。
さてさて。
今月のジオブリーダーズです。
では今回の女性陣良かった順を暗号で。
寝起き>>>看病娘その2=看病娘その1>女医>107号
>流れ星>>ちっちゃい看護婦>運転手
となりました。 一部女性ではないのが混じってますが、そういうこともあります。
というか、女性陣の出番がなかったんで、とてもヒーローな出方の主任が一位です。
さて前回からこっち、神楽総合警備の面々は仕事をしているらしいのですが、あんまり具体的な内容はでてきませんね、なにやってんだか。
まあどのみち、入院中の社員が一番しわ寄せを喰らう事に変わりはないと思いますので安心ですね。
それはさておき。
今回最も危惧すべき点は、
運転手の扱いが小さすぎる…ではなくて*4、看病娘その1にどんどん危険な徴候が現れ始めたことでしょうか。
単独行動→看病娘その2を目撃の危険信号二連発。
先月に行ったことが本当になったらどうしよう。