かように難しい「対話」

しかしこれって、全く世の縮図ってやつである。 間違いを訂正しようにも「対話」を拒絶する相手では、文字通り話にならない。 相手の根底をゆさぶって引きずりだす、危機を生み出す力がなければ、幾ら言っても聴く耳なんか持たない。 世界の中で日常的におきていることだなあ。
それに黙るにしても語るにしても、「自分は正しい」と思っている場合はなにやっても効果は無いだろう。 なんだか「黙ってる人は自分が正しいと思っている」と思うかもしれませんが、「黙る」も「語る」も一種の行動でしかないのであって、正しい正しくないとは次元が違いますから。 気をつけましょう。