ワナぶ。

 自分の行っている行為がワナビという含みに含有されているのだろうか、というのは私の中の予てからの懸案事項である。
 というのも、とても格段になりたいというわけではないからだ。というより、別にどうでもいい、といった方がよいか。それが行き過ぎて生についてまでどうでもいい、と思う。
 だから、自分のしている行為に対して「何でこんなことしてんだろう」という感覚をしつこく感じる。別に良いじゃん、しなくても、と。生きようとしなくてもいいじゃん、と。
 だから、「ワナビなのかなぁ、俺」とさびしく小声でつぶやいてみる。答えは、まあ期待する事でもないか。
 そうだよなぁ、別にどうでもいいよな。きちんと終わらなくてもいいよな。いいですよね!皆さん!
 なんだこの締めは。